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教師に大切なのは、教師になった後の職場環境だ!

【記事】教育実習1年・大学院2年必修を検討 教員養成で文科省
朝日新聞(2009年10/14)より以下抜粋

○教員養成をめぐり、文部科学省の政務三役は、大学の学部4年間だけ
でなく大学院の2年間も必修とし、修士号を免許取得の条件とする
「教員養成課程6年制」を導入する方向で検討を始めた。現在は2~4
週間の教育実習についても1年間に延ばす考えで、子どもと向き合う
経験を増やし、よりていねいに教員を養成する方針だ。

○文科省の政務三役は、10年に1度、現役教員に大学などで講習を
受けることを義務づける教員免許更新制を10年度限りで廃止する方針
を固めており、教員養成の6年制化はそれに代わる教員の質向上の
手だてと位置づけている。
 
○民主党の総選挙のマニフェストにも盛り込まれており、大学院修了後、
最初に取得する一般免許状のほか、8年以上の実務経験を積んでから
取得できる専門免許状を設けることも想定している。文科省は、現在の
教員免許更新制で講習を受けた教員の受講分について、将来専門免許状
を取る際の単位に振り替えられるようにすることも検討する。
 
○ただ、6年制の実現に向けては、大学院側の受け入れ態勢が整うか、
1年間にわたる教育実習の受け入れ先が確保できるかという問題があり、
相当の準備期間が必要になるとみられる。(青池学)

私のコメント
◇学校の先生になるのに、教育実習に1年間、大学院に2年間も通わ
なければならないなんて、大変だ。こんなに大変なら、教師になろうと
する人は、きっと減ってしまうだろう。

◇教師になる前に勉強することは大切なことだが、それ以上に大切なこと
は、教師になった後の教師自身の勉強と社会の刺激だ。それ以上に重要な
ものはない。学校という自閉的な空間を打破し、教師同士が切磋琢磨
できる環境、学校外の人間との交流ができる空間を創ることだ。

◇そして、学校以外の社会がどうなっているのか、学校から出て色々な
経験をし、刺激を受けることだ。人事交流も含め、学校以外のジョブ
ローションをすることだ。その方が、圧倒的に有効だと思う。

◇もし、こんな「教員養成課程6年制」が導入されれば、教師になる人間
は、非常に減ることだろう。そして、この「教員養成課程6年制」の発想
が駄目なのだ。

◇OFF-JTをいくらつんでも人材として人は育たない。また責任の
ない立場でのOJT(教育実習)を行なっても、人材は育たないし、逆に
学校の世界が嫌になるかもしれない。正式な教員になる前に
モチベーションの低下が起こるだろう。

◇だからこんな形式的な発想は止めたほうがいい。教師になってから、
どう育成していくのかを徹底的に考えることだと思う。

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