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« 「アナログ」(前編) || 学校制度の中の大学の位置づけをもう一度見直す時期だ! »

ティームティーチングの実際-2

◇来週がHalloween です。異文化理解も目的の一つです。図書室や
インターネットでHalloween とは何なのか、なぜ、かぼちゃのお化けを
Jack o' lanternと呼ぶのかを調べる課題も高学年の授業では意欲を
高めることになると思います。お試しください。

◇今回のティームティーチング(以降"TT")の進め方は担任教師
(以降HRT)と日本人指導助手(以降JTE)で指導する場合の具体例です。
前回の予告を少し変更させていただき、全体的な部分からスタート
いたします。

◇TTの進め方の成功の秘訣は二人の役割分担を明確にすることです。
基本形はHRTがクラス全体の流れを主導する役割、JTEは
英語アクティビティ指導を担当する役割です。

◇また、事前に二人で授業の流れをしっかりと共有します。HRTが児童
の状況と学校の方針を鑑みてJTEが確実にわかるように説明をします。
JTEはアクティビティの盛り上げ方などを説明します。では、以下に
実例を示しながら進めます。

◇授業が始まった場面を想定してください。授業進行役はHRTですから、
HRTが授業をスタートします。(これが重要です。)

HRT:Hello, everyone! How're you? Let's start the lesson. OK?
※ ここで数名がOKと言っても先には進みません。最初の一声はクラス
のムードと英語活動への意欲を決定しますから全体が大声でOKと言って
くれるまで続けましょう。

HRT:Today's English teacher is ○○-sensei. (JTEを紹介する)
JTE:Thank you, △△-sensei. Hello, class. How're you?
児童:I'm fine, thank you.
※ JTEがThank you, △△-sensei. と言って応えるのがポイントです。
国際世界ではThank you.と言って相手の敬意に心地よく応答します。
常にそう言う自然な習慣をつけましょう。
※ 挨拶の表現も事前に打ち合わせが必要です。このクラスで普段使用
している挨拶表現を使いましょう。

JTE:△△-sensei. Will you tell us today's lesson plan, please?
HRT:Sure.

◇ここでHRTは今日のレッスンの一覧を示します。例えば黒板の左隅に
時系列でテーマを縦書きします。この場合に、イラストと英単語(児童が
読めない前提でも)または頭文字などを使って「発音をして児童に示し
ながら」書いていきます。

HRT:First, we sing Hello song.
Second, card game.
And third, picture book. ・・・・ OK!
Now let's sing Hello song together.

◇HRTは流れるように、CDをかけます。(HRTがピアノやオルガンの腕が
立つならば生演奏の方がより良い場合もあります。)

◇JTEは大声でジェスチャーを付けながら歌います。HRTも大声で歌います。

◇歌が終了したら、流れるように次の項目へ進めます。そのときHRTは
黒板に書いた進行表の2番目を指で示して、児童が常に進行表を意識する
ようにします。

HRT:Very good. Then, Activity time. ○○-sensei, please.
JTE:OK. Let's play a game.
児童:That's a good idea.

◇児童の声が小さい、数名しか返答しないなどの場合は、JTEが再度
Let's play a game.と言い、HRTは児童の輪に入って促すように、
That's a good idea.と言います。全員が大きな声で返事ができるまで
続けます。

◇HRTのさらに大切な役割は児童全体を盛り立て、不安な児童に寄り添い、
一人でも多くの児童に発話をさせることです。

◇ここまででレッスンの半分は時間的に終了です。この間に日本語は一言
も入っていません。HRTもしっかりと英語のみで児童をリードしています。
JTEとの協力関係も目に見てスムーズです。このためにもJTEとの事前の
打ち合わせと、相互理解がとても大切です。

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