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2009年11月30日

■ 非日常に挑戦 ■

◇何処かに行きたい!のだけれど・・・。
休みをとりたい!のだけれど・・・。
久しぶりに学生時代の友人に会いたい!のだけれど・・・。
最近運動していないので、久しぶりに運動したい!のだけれど・・・。
ゆっくり本を読みたい!のだけれど・・・。

◇やりたいことがあるのに、やれないのです。私たちは、このような
体験から何を学ぶのでしょう。
「こんな小さな望みも自分には叶わないだ。」
「こんなことでも自分の自由にならないんだ。」もうこんな言葉が度々
思い浮かぶようでは、人生を他人に謙譲したものです。

◇モモというミヒャエルエンデの童話をご存知でしょうか。時間泥棒
という者たちに時間が奪われ人々がコントロールされていくという
物語です。この私たちの時間を奪ってコントロールしている時間泥棒
は独立した個体のようですが、実は私たち自身の中にあるものなの
です。私たち自身が時間泥棒を育てているのです。


・1週間1ヶ月休んで旅行ができたら素敵ですよね。でも1日や半日
ではだめですか。

・友人も忙しいかもしれませんが、本当に都合が合うか合わないか確認
するのにどれくらいの時間がかかりますかね。

・個人でできる運動なら、今すぐ始められますし、野球の試合は出来
ないけれどキャッチボールぐらいは出来るのではないでしょうか。

・じっくり本を読む時間が確保できればうれしいですが、10分、30分
の読書の時間はとれますよね。


◇私たちの中の時間泥棒は、私たちに大きな夢を描かせて、諦めたり、
挫折するのを待っているのです。時間泥棒をのさばらせない為には、
私たちが小さな一歩を始めることです。

◇時間泥棒にとって、私たちの小さな一歩は脅威です。小さな一歩が
やがて次の小さな一歩につながり、大きな一歩につながることを知っ
ているからです。そんなことをされたら時間泥棒の存在価値はなく
なるわけですから。

◇さあ、時間泥棒に大きな顔をさせることにNOを突きつけましょう。
そして、最近、「やりたいな~。」「したいな~。」「いきたいな~。」
にYESと告げましょう。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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先日、探し物をしていたら、押入れの中からCDがいくつも出てきました。
20年前に夢中になっていた音楽達でした。当時の流行の音楽から、クラ
シックまで。私のタイムカプセルの数々の発見でした。来週から師走、今
から大掃除が楽しみです。新たなタイムカプセルが発見できそうで・・・。

2009年11月27日

この調査の解釈に問題があるのではないか?!

【記事】「ゆとり世代」新入社員、責任は「不安」7割 産業能率大調査
朝日新聞2009年11月16日

○「ゆとり世代」の新入社員は「指示待ち」が多く、責任ある仕事を任せ
られると、やる気が出るより「不安」と感じる割合が高い――。こんな
特徴が、産業能率大学(東京都世田谷区)の調査でわかった。

○調査は3~4月、企業向けの人材育成を支援する産能マネジメント
スクールでさまざまな業種の企業の新入社員を集めた研修の参加者に実施
した。全国145企業の今年度の新入社員589人に答えてもらった。
 
○中学校入学時、新学習指導要領になっていた87年度以降の生まれを
「ゆとり世代」とした。調査当時、ほとんどが21歳で、短大や高専、
高校を卒業して新入社員となった「ゆとり世代」140人と、大学を
卒業した22歳以上の449人を比べた。
 
○その結果、上司の仕事で一番大事だと思うものを(1)部下の報告を
受ける(2)部下に指示を出す(3)部下からの相談にのる、の三択で
聞くと、「指示を出す」がゆとり世代が41.4%で、22歳以上を
11.2ポイント上回った。上司に仕事の相談をする場合(1)指示
(2)判断(3)意見のどれを求めるのが適切かを尋ねると、「指示」
を求める割合がゆとり世代は12.9%と、22歳以上より4.9
ポイント高かった。
 
○新入社員のうちから責任ある仕事を任せられることについて22歳以上
で約5割が「やる気が出る」と答えたが、ゆとり世代では7割が「不安」
と答えた。 働くことに求めるものは、ゆとり世代は「社会の役に立つ」
が8.6%、「自己実現」が7.1%と、いずれも22歳以上より
6.5ポイント低かった。最も高かったのは「人間としての成長」で、
42.9%だった。
 
○ゆとり世代の仕事観は、入社後、最初の10年は「できるだけ同じ職場
にとどまり、専門知識を深めたい」が70%に上る。将来の進路希望は
「役職に就かず、担当業務のエキスパートとして成果を上げる」が
66.4%。最終的に「地位には関心がない」が60.7%だった。
 
○同大はゆとり世代について「不況による将来不安から、手に職を
つけたいという現実的な仕事観を持っている。指示を待ち、ミスを避ける
傾向にあるが、自分自身を伸ばしたいと成長意欲が高い」と分析。「上司
は、プラス部分を伸ばし、自分なりに考えて行動するよう『指示』すると
良いのでは」と話している。

私のコメント
◇「ゆとり世代」とは、世間でいう「ゆとり教育」が実施されて以降の
世代のことを言うのだろうが、ちょっと結論を出すには、早すぎるよう
に思うし、比較対象者が、世代的に近すぎて、意味がないように思う。

◇このような調査がちょくちょく出てくるが、鵜呑みにしないで、
しっかり吟味した方が良い。その典型の調査として今回取り上げた。

◇新入社員に聞けば、今回のような調査結果になるのは、当然だ。上司
の指示を待つというのは、あたりまえのことだ。また、この時代に、責任
を持つことの不安を覚えるのも当然のことだ。

◇そして今回の比較対象者が、高卒や高専、専門学校卒140名と大卒
449名なのだ。当然、就職活動時代の在り方が違っている層の比較
なのだ。

◇かたや就職活動の厳しい高卒や専門学校卒の人たち(高専卒は除く)と
大卒の人たちの意識の比較なのだ。このぐらいのポイント差があっても
おかしくはない。この差を指して、「ゆとり世代」の意識だというのは、
短絡過ぎる。

◇こういう意識調査では、時代の雰囲気が反映することの方が大きい。
それを教育の効果のように謳うのは、大きな間違いだ。教育は、短期間
に大きな効果を生むような代物ではない。教育にそれほど大きな期待を
寄せなくてもいいように思う。そう考えて教育をみたほうが、正確に
教育を見つめられるように思う。

2009年11月26日

ティームティーチングの実際-7

◇先日、或る小学校の英語活動研究授業の見学にお邪魔しました。今回で
3回目です。イギリス人ALTとのティームティーチングでしたが、活動の
進め方やクラス自体の進行の仕方が毎回進歩していて、安心して見て
いました。

◇ただ工夫し過ぎて準備に時間をかけたというアクティビティが進行の
ボトルネックになっていました。工夫を凝らし過ぎると、目の前に居る
児童の視点を外してしまうことがあります。児童と気楽に楽しめる活動が
実は一番有効だと改めて思いました。

◇外国人ALTとのTTの最終回です。今回はALTの授業頻度による協力依頼
方法です。頻度と目的や内容の関連を一覧にしました。

◇高頻度A=毎週1回
極小ケースですが、活動方針とプランを共有し、ALTにプラン作りに参加
してもらいましょう。活動内容は連続性が前提であることを伝え学校が
作ったオリジナルに共同で手を加えましょう。

◇HRTのミッションはALTが提示してくるプランが方針に沿っているか
児童が能動的に参加しているか児童の発話行動が反復練習ではなく自分
の言葉として使用しているかなどをチェックし、ずれていればALTと情報
共有して改善を促します。

◇高頻度=隔週1回
活動方針・教材・プランは学校で作成したもの共有し、前回のALT授業
からの進捗状況と児童の習得状況を理解してもらう。前回からの課題を
解消する活動を実施してもらう。

◇中頻度=毎月1回~隔月1回(年間6回から10回)
活動目標は2つ。1つはこれまでの活動で知りえた英語を使えるか否かの
確認の場、もう1つは異文化理解の場です。児童には「ゲストアワー」
とか「ゲストデー」と事前に明確に意識づけをしてALTを迎えます。普段
インプットが中心になりがちな活動も、この日はアウトプットの日として
位置づけましょう。

◇アクティビティは、まず地図を板書してALTの出身地(国と町)、一般
的な食べ物、気候などの質問から始まり、個人的に好きな食べ物、好きな
教科、好きなスポーツなどをたずね、さらに日本での好きな食べ物や歌手、
スポーツ選手などを尋ねさせてみましょう。事前に準備をすれば学習内容
の定着は一層図れます。

◇HRTのミッションは児童への手助けばかりでなく、児童の評価をする
良い機会です。一度成功すると、児童は「次回は何を聞くか」考えます。
同じALTが来る場合には前回の質問を逆にALTから尋ねてもらう方法も
あります。例えば、ALTが児童にWhat am I from?などです。児童も記憶
を新鮮にたもとうという努力をするでしょう。

◇低頻度=年1~3回程度
この場合は前述のケースと同様です。頻度が少ないので貴重な時間です。
児童とのふれあいが多いアクティビティを工夫しましょう。

◇例えば「椅子取りゲーム」などです。児童と一緒に参加してもらい
ます。またWelcomeカードを1枚準備し、それに全員のサイン(漢字)を
書いて、活動の最初にALTが来たらWelcome to our class. と言って
渡すとクラスのホスピタリティが伝わります。

◇最後には児童それぞれが「ゲストアワー出席表」を持ち、ALTからサイン
(Autograph)をもらうようにすると児童にとっても良い記憶が残ります。

◇次回は少し違った面から小学校英語を取り上げます。

2009年11月25日

「苦労も努力も」

先日、テレビを見ていたら、ある年配の方がおっしゃっていた。僕はその考
えがあまり好きではない。


それは「人生、苦労しなければならない」である。「苦労」の部分を「努力」
としてもいい。よく耳にする言葉であるが、はたして本当にそうなのだろう
か。

「~ねばならない」という義務感が嫌いだ。人にそれを強いることに非常に
抵抗がある。


何を持って成功とするかは人それぞれだが、例えば、仕事で年収1億になっ
たら成功だと考える人がいたとする。結果、苦労も努力もしないで1億にな
ったのなら、僕はそれでいいじゃないかと思う。その人の目標は達成された
わけだから。


その次に2億目指すのか、苦労も努力もしないまま1億で安穏とするのか、
それはその人次第だ。


断っておくが、苦労すること、努力することを否定しているのではない。
苦労も努力も必要だ。それを経験しておくことが人生のプラスになるのは
間違いない、絶対的に。


ただ、「最初に『苦労』や『努力』ありき」という考え方がちょっと違うん
じゃないかと思うのだ。目標や夢があって、その達成の過程に苦労や努力
があるはずだ。語弊があるかもしれないが、苦労や努力は目標達成のため
の「手段」なのだ。


目標や夢があるから、苦労もすれば、努力もする。夢を実現させたきゃ、
努力しろ!それは、本当にごくごく当たり前のことだ。夢があるから、目
標があるから、苦労にも努力にも耐えられる。


ところが、夢も目標もないのに、ただ苦労や努力だけ強いられたらどうだ
ろう。毎日が息苦しくてしょうがない。そんな人生つまんない。


苦労や努力を「目的」としていないだろうか。苦労や努力だけを人に強い
ていないだろうか。


この考え方に異論がある方も多いだろう。僕は怠け者で不真面目な人間だ
からこんなふうに考えるのだと思う。日本中に多く存在する真面目な人は、
努力や苦労しないと人に認められない、と思っているに違いない。


「もっと気楽にいきましょうよ」と不真面目な僕は思ってしまうのだ。


2009年11月24日

☆子育てのゴールを決める!☆

◇私たち親は、子どもをどういう大人にしたいと思って、子育てをして
いるだろうか。子育てのゴールを持つことは、非常に重要なことだ。そ
のためには、子どもの年齢ごとにステージを決めて、こういう子どもに
したい、という段階を設置することだ。

◇例えば、こんな感じでステージを設定してはどうだろうか。
 
0~1歳:子どもと四六時中いる
 1~3歳:徐々に親以外の大人や子どもと関係をもつ
/挨拶などの基本的な行動が取れる
 3~6歳:友だちと楽しく遊べる/挨拶などの基本的な行動が取れる
 6~9歳:友だちと意見を言い合える/挨拶などの基本的な行動が取れる
 9~12歳:困っている友だちを助けることが出来る
      /挨拶などの基本的な行動が取れる
 12~15歳:自分の目標が設定でき、その目標達成に向けて努力できる
      /挨拶などの基本的な行動が取れる
 15~18歳:みんなの目標に参画し、その目標に向けて努力できる
      /挨拶などの基本的な行動が取れる


◇これは、私が子どもたちにそうして欲しいと思って、子どもたちに課
している設定だが、皆さんは、それぞれ自分の考えで、自分の子どもが
どうなって欲しいかという視点で設定すればよいと思う。


◇また、私のこの例では、主に社会に個人として参加することを念頭に
おいて設定してあるが、個人の内面的な目標設定を加味しても構わない
と思う。しかし、個人の内面的な設定だけでは駄目だ。子どもは社会の
一員として大人になっていくのだ。


◇ぜひ、社会に子どもが参加した時に、スムーズに参加できるような目
標設定をしてほしい。

■ 突っ張らない姿勢 ■

◇先日、宇都宮に行った時のことです。新幹線の隣の席に大男の外人
さんが・・・。背もたれを倒そうとトライするもうまく倒れず、私は
無言のまま笑顔でお手伝いをしました。すると「サンキュー!」すかさず
「ユアウェルカム!」と答えて一段落。

◇今度は、宇都宮駅で降車する時、別の外人さん。今度は女性でした。
後ろから、「エクスキューズミー」。メモを取り出して、
「@:#@;*~」何だかわかりませんでしたが、メモには英語
(ローマ字?)で「utsunomiya→mikko」と書かれていました。

◇「この駅が宇都宮か?」訊ねられているようだがうまく答えられない。
もうめんどくさい「ウィズミー!」といって降りることを誘うと、大き
な外人さんが6~7人ぞろぞろ。こんなにお仲間が・・・。隣席の方も
お仲間だったようで後ろでニコニコしていました。もう私は現地のツア
コン。日光へ行く電車を案内して一件落着でした。

◇外国からみえて、こちらの地理にも様式にも慣れていないご様子が
わかりましたし、一生懸命教えてもらいたいことを伝えようとする
姿勢が私の中の優しさにアクセスしてくれたようです。彼らにとって
も役に立ったことでしょうし、私も大変気分の良い出来事でした。

◇教える、教わるの関係は世の中にたくさんあります。教える方も
うまく教えなければなりませんが、教わる方もうまく教わらなければ
なりません。

◇わかりもしないのに、わかっている振りをして突っ張っていては、
教える方も心穏やかではありません。

◇一方、教わる立場の不安や苦しみを理解しないで、教える側が知って
いる視点一方的に伝えても何も伝わらないでしょうし、教わる方に不愉
快な思いをさせることになるかもしれません。

◇教える人も教わる人も互いに相手の立場に身をおき、相手を理解しな
ければ教える、教わるはうまく機能しません。

◇上手に教わり、上手に教えることが出来れば、私たちのコミュニケー
ション力は相手を喜ばせるものになっているでしょう。

◇上手にできるポイントは突っ張らないことなんじゃないかと思う
わけです。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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今週は、秋を通り越していきなり冬がやってきた関東地方でした。寒空の
平日、幸運にも箱根の露天風呂に入る機会に恵まれました。大きな風呂が
3つに私を含めて3名。もう貸切状態。色づき始めた木の葉に包まれた
贅沢な時間でした。夏休み以来の日常を離れた温泉に大満足でした。

2009年11月20日

心理的なセイフティーネットの構築を!

【記事】子どもの自殺、08年は過去最多に 自殺白書
朝日新聞2009年11月17日

○鳩山内閣は17日、「09年版自殺対策白書」を閣議決定した。08
年中の自殺者は3万2249人で前年より844人減ったが、学生・
生徒(小学生を含む)は99人増え、統計をとり始めた78年以降最多
の972人となった。学生・生徒の自殺は03年以降、増加傾向にある。

○前年比11.3%増で、サラリーマンなど職業別の集計の中で唯一、
増加した。自殺の理由(1人あたり複数)が特定された中では、学業
不振や進路の悩みなど学校問題が337人、うつ病など健康問題が
284人、家庭問題が81人だった。
 
○学生・生徒の自殺は全体に占める割合は大きくないものの、いじめを
苦にした自殺や連鎖的な傾向が見られるなどの問題があると白書は指摘
しており、子どもが悩みを打ち明けたいときに打ち明けられるシステム
づくりが重要だとしている。
 
○自殺者は03年の3万4427人をピークに、11年連続で3万人を
超えた。職業別では無職1万8279人(56.7%)、サラリーマン
8997人(27.9%)、自営業3206人(9.9%)、学生・
生徒972人(3.0%)だった。
 
○年代別の自殺者数は、50歳代が6363人(19.7%)と最多で、
60歳代5735人(17.8%)、40歳代4970人(15.4%)。
40~50歳代男性の自殺理由の約4割が経済・生活問題だった。
(高橋福子)


私のコメント
◇1997年を境に自殺が3万人を超えてしまった。97年は、経済
状況が悪化し、大型倒産があり、リストラの嵐が社会を襲った年だ。

◇この年を境にして自殺者が、交通事故死を圧倒していった。日本の
経済が、無条件で成長しなくなってしまったのだ。生きる目的を自分
で設定しなければならない時代になった。

◇そして、会社の都合だけで、簡単に自分の人生が捻じ曲げられて
しまうことになった。そういう時代になってしまえば、新しい心理的
なセイフティーネットを構築しなければ、時代に適応できないように
なるのは必然だ。

◇今までの安定した時代から、不安定な時代になったのだ。自殺と
いうことに対して社会的な議論をどんどんしていった方が良いように
思う。

◇そして、それと並行して、子ども達に生きることに対する基本的な
構えを教えることが必要になってきているように思う。

◇今まで学校は、生きることについて正面から取り組んでは来なかった。
しかし、生きることに対して、社会が、必然的な目標を持ち得なく
なった現在、学校が、生きることに対して正面から教えることが必要だ
と思う。

◇そして、子ども達のセルフ・エスティームを高めるための教育を行う
ことだ。自己重要感を高めれば高めるほど、自殺は、食い止められる。

◇そういう意味で、学校が、子どもたちの心理的なセイフティーネット
になることだ。他者との連帯をしっかり行えるスキルを学校で身につけ
させることが、重要なことなのだ。

2009年11月19日

ティームティーチングの実際-6

◇Thanksgivingは一説によると、アメリカに渡った移民が厳しい冬に食料
難に陥ったが原住民の助けにより生き延びることができた。その翌年が
豊作だったため、移民たちは原住民たちを招待し、神の恵みに感謝して
共にご馳走をいただいたことが始まりであるということです。

◇現在は家族や親類が集まって楽しく食事をする機会にもなっていますが、
これにあやかって子どもが親に感謝をする機会にするというアイデアは
どうでしょう。毎日食事できる幸せな家庭を作っている両親への感謝を
カードに書いて、英語でサインをして家に持って帰らせる。このような
ことで、学校・塾・英語教室での活動が家庭へプラスの影響を及ぼすので
はないでしょうか。

◇今回は、外国人ALTとのTT第3回です。

◇ALTの先生の中には、社会人指導の経験はあっても児童指導の経験が少
ない先生がいます。

◇同じ英語の指導でも社会人への指導と児童英語指導は方法が異なります
ので、経験の少ない先生にはうまく児童を盛り上げることができない場合
があります。

◇慣れていないALTの役割は名実共にAssistant(補助教員)になって
もらうことです。ただしクラスでの立場はゲストティーチャーになって
もらいます。ゲストですから、最初は児童の様子を見てもらい、自然に
中に入ってもらうことです。

◇小学校の先生の中には、ネイティブスピーカーが来たから、全部任せて
しまおうという先生もいらっしゃるようです。これではお互いが連携を
して指導をすることはできません。しかも彼らにとっても自分の力を
十分に発揮して児童を楽しませる指導は出来辛いでしょう。

◇そこで、レッスンのスタートから最後までの流れを紙面にして渡します。
(前回までのメルマガをご参照ください)さらに、児童がこれまでに
知っているだろう語彙や表現を伝えます。その上で、各アクティビティで
どんなことをやって欲しいかを示します。

◇これを前提にHRTが「主体者」、ALTは「ゲストティーチャー」として
動きましょう。実際の場面では以下のようなクラス進行になると思います。

HRT:We have a guest teacher today. Say hello to him(her). 
Would you introduce your self, ○○-sensei?
ALT:自己紹介とあいさつをする。
HRT:Thank you, ○○-sensei. Where are you from, ○○-sensei?
ALT:I'm from Canada.(地図を示しながら) This is Canada.
HRT:Oh, you're from Canada. Everyone, where are YOU from?
児童:We are from Tokyo.
HRT:Very good, everyone. And thank you so much, ○○-sensei.
OK. Let's start today's lesson. Let's sing, "Hello song."
児童:歌う(ALTも一緒に歌う)
HRT:Then, Let's play a game?
児童:That's a good idea.
HRT:○○-sensei, could you help me?
ALT:Sure. OK. Everyone, let's play a game?
このようにして、HRTが主体的に進行していくことで、ALTは児童の理解
状況やクラスへの参加意欲などがわかります。ゲームの進め方は事前に
伝えておきます。

◇児童にゲームの内容を児童に例示する役割をもってらうことも
できます。

例えば箱の中に何が入っているかを当てるゲームなどの場合に・・・、
HRT:Everyone! Look at us. ○○-sensei, let's play a game.
ALT:That's a good idea.
HRT:There's something in this box. Please touch it and
tell me what it is. OK?
ALT:箱に手を入れて探る。 Ahh? It's round. It's not soft.
It's hard. Mmm. It's a ball. Is it a ball, ○○-sensei?
HRT:Sorry. It's not a ball.
ALT:Please give me a hint, ○○-sensei.
HRT:OK. You can eat it.
ALT:再度探りながら Can I eat? OK. I got it.
Is it an orange?
HRT:Yes, that's right.

◇この例ではALTに生徒役になってもらい、児童にゲームの進め方を
示していますが、その実は、児童へここで必要な英語表現を言葉で
示しています。さらに、ALT自身が児童になりきることで、HRTから
リーダーをバトンタッチされても自分の動きや児童への指示方法が
具体的に見えます。

◇ALTの質に関して疑問を投げかける新聞記事がありましたが、文科省
の整備を待っていては子どもたちに申し訳が立ちません。現場は動いて
います。現場では現場に即した双方の協力体制が第一優先なのです。

◇次回もこのシリーズは続きます。

2009年11月18日

「因果」

思わず大きな声を出してしまった。


「そんなの、全然関係ないですよ!」と。


そんな考え、正しくない、と僕は思った。

数人の知り合いのお母さん方とお話しをする機会があった。その中のお
一人、Aさんがひどく落ち込んでいた。お子さんのことかと思ったら、
そうではないらしい。


詳しい事情までは分からなかったが、「大切な人がひどく思い病気にか
かってしまい、自分ではどうすることもできない」とのことだった。自
分のことでないだけに、それが余計、辛く、悲しい。


そしてAさんは、ぼそっとこう言った。


「私、今まで、怠けてたり、一生懸命でなかったから、こういうことに
なったのかなぁって」。


このひと言にブチっとなった。


「そんなの、全然関係ないですよ!」と。


例えば、全く勉強しなかった。だからテストの点数が悪かった。これは
理解できる。昨夜、酒を飲みすぎた。だから、今日は二日酔いで気持ち
が悪い。これも理解できる。結果に対する原因は明白だ。


しかし、これはどうだろう。自分は一生懸命生きてこなかった。だから、
大切な人が重い病気になった。


そんな馬鹿な。


大切な人が重い病気になる。それは辛いことだし、苦しいことだ。その
気持ちはよく分かる。だからと言って自分を責める必要は全くないはず
だ。


Aさんの考えは、「苦しまなければ、困難を乗り越えなければ、幸せは
得られない」に似ている。こんなふうに考える人も多いと思う。


確かにそういう一面もあるだろう。しかし、幸せを手に入れるためには
絶対に苦しまなければならないのか。それは違うんじゃないか。苦しま
ずに幸せを手に入れられたら、そのほうがいいんじゃないのか。そう思
ったりもするのだ。


「あっ、ゴメン、もう一回言って!それ、録音する!また辛くなったら
聞くから!」


Aさんはそう言って、僕の口元に携帯電話を差し出した。ちょっとは元
気になったみたいだ。


それにしても録音だなんて、言った途端に忘れてるのに・・・。


2009年11月17日

☆知っていることの実感を増やす!☆

◇今回も前回に引き続き受験生のケアに関することを取り上げたい。それは、
入試が迫って来れば来るほど、新しい問題はやらないということだ。今まで
やった問題集や教科書をもう一度解きなおすことを徹底することだ。これは、
何も受験生だけのことではないが、知っていると言う実感を増やして、
やる気を引き出すという効果があるからだ。

◇特に、受験生は、入試が迫って来れば来るほど、不安が大きくなる。
「もしかすると不合格になるかもしれない」という心理になって、何を
やっていいのか分からなくなる。そういう時に、1回やった問題集や教科書
をもう一度やり直して、知っている問題に触れるのだ。「この問題、やった
ことがある!」、「この問題が出来た!」、こういう実感を与えることだ。
そうすれば、徐々に不安は小さくなって、「案外、僕は(私は)出来る!」
と思えるようになる。

お母さん:最近、勉強に手がつかないみたいね。
A君  :別に。
お母さん:入試がもう直ぐだから、不安なのかな?
A君  :別に。
お母さん:大丈夫よ。入試は今までやったことしか出ないんだから。
A君  :だから、困ってるんだよ。今まで真面目じゃなかったんだから。
お母さん:あら?そうなんだ!
A君  :新しい問題集でも買ってよ。
お母さん:何言ってんの!今までの問題集をもう一度やった方が
いいじゃないの?
A君  :古いのは、どうもね。少しやってあるしね。新しいのじゃなきゃ、
やる気にならないよ。
お母さん:こういうの知ってる?入試に合格する人は、同じ問題集を三回
やる人で、新しい問題集を何冊もやる人ではないって。
A君  :急に今、お母さんが作ったでしょ!
お母さん:兎に角、今ある問題集をやってみなさいよ。3回とは言わない
から。そうしたら、新しいのを買うかどうか考えましょ。
A君  :・・・・・。

◇同じ問題集を3回やればそれだけ、解法の定着になる。解ける問題と
解けない問題も何回もやってみることだ。そのうち、出来ない問題が、
何題か出来るようになる。そうなったら、自信に繋がるのだ。老婆心ながら、
入試の過去問も12月から始めた方がよい。

2009年11月14日

■ ダラダラ ■

◇私たちは、目の前に課題を持ちながら、ダラダラとした時間のすごし
方をしてしまうことがあります。もちろん、心や体を休めるために、
緊張を解くことも大切ですが、意図が明確でない緩み、つまりダラダラ
とした行動は、後悔することが多いものです。

◇私たちは、今までの経験から、目の前の課題にどの位の時間をかけれ
ば終了するか、ある程度納得できる結果を引き出せるか判っています。

◇ですから、目標つまり、期待する成果が以前経験したものと全く同じ
か、類似したものであれば、どんなに時間に余裕があっても、その課題
に費やす時間や労力は以前と変わりません。

◇これがダラダラする要因です。よくダラダラする様子を性格と捉える
方もいらっしゃいますが、このように時間があるにもかかわらず明確な
行動目標がないための、態度だと考えると容易に改善できそうです。

◇余裕があると予めわかっていたなら、それに相当する具体的な行動を
決めたらどうでしょう。

◇例えば、「今までと違った結果を出す!」という目標を立てれば、
必然的に新しい行動が生まれます。

◇例えば、新たな結果を求めて、新たな行動を加えます。

◇例えば、心や体を休めるための休養をとります。

◇このようにすれば、ダラダラは解消です。そして、新しい成果も手
に入れることができるでしょう。

◇そう、学生時代、試験前に気も乗らないまま、勉強している態度から
の脱皮です。「やるなら、やる。やらないなら、好きなことをしたり、
睡眠をとったりする」方がどんなに良いでしょう。

◇さあ、あなたが解消したいダラダラは、何ですか?

あなたのダラダラに、どのようなアプローチをするかは、あなた次第なの
です。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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先日、ある企業で内定式に呼ばれ、ミニセミナーをさせていただきました。
実は、今年で3回目の催しで、短い時間ではありますが、社会に巣立つ
若者の不安や期待に共感しながら、リフレッシュできる機会です。
私も、ちょっと若々しくなったかも・・・?


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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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2009年11月13日

生=性教育は、命の教育として行っていくことだ!

【記事】医師が中学授業で性教育
読売新聞(2009年11/12)より以下抜粋

○佐賀県医師会(沖田信光会長)は、医師が地域の中学校の授業で性教
育を担当する取り組みを始めた。(丸谷一郎)

○12月まで実施し、生徒の反応を見ながら小学校や高校にも拡大する
方針。日本医師会は「医師会による性教育は全国的にも珍しい」として
いる。

○佐賀県は2006年度、10代の人工妊娠中絶実施率が人口1000
人当たり14・2件と全国で最も高かった。県医師会産婦人科医部会長
を務める内野産婦人科(佐賀市)の内野稔院長は「県内では、これまで
性教育が遠慮がちだった面もあるのでは。積極的に行ってきた地域に比
べ、性に対する知識が不足しているのではないか」と分析している。

○こうした結果を受け、県医師会は改善のための方策を検討。今年2月、
産婦人科医らで性教育対策委員会を設置し、命の大切さを伝える独自の
性教育用スライドを作製した。県教委を通じて医師による性教育の実施
希望校を募ったところ23校から要請があり、9月から順次、行ってい
る。

○同委員会の委員長で、佐賀市立川副中の学校医を務める徳永剛医師
(64)は10日、同校で2年生の1学級の教壇に立った。スライドに
沿って説明し、「責任ある大人になるまでは性的接触を持ってはいけな
い」と語りかけると、生徒たちは真剣に耳を傾けていた。

○終了後、生徒にアンケート用紙を配って授業の感想を書いてもらった。
徳永医師は「アンケート結果を参考に、取り組みを広げていきたい」と
話している。

私のコメント
◇今回の試みは、非常に良い試みのように思う。出来れば、医師と教師
の協同作業として生=性教育が、全国の学校でも行われることを願う。

◇最近の日本の教育が忘れているのは、生きる力といいながら、生きる
ということがどういうことなのかをほとんど問題にしてこなかったこと
だ。子どもが大人として一人前になるということが、どういうことなの
かを学力問題にすりかえて、ほとんど問題にしてこなかったといっても
いい。

◇学力があろうとなかろうと、人間が一人前になって、社会の中でその
社会のルールに従って生きていければ、ほとんどの人間は、問題はない
はずだ。

◇それをカエルの子を鷹とか鷲にしようとして、教育だ!教育だ!と騒
ぎ立て、学力が重要なんだと学力至上主義に落ち込もうとしているのが、
今の日本の教育界だ。教育行政は、学力をてこにして、学校制度の立て
直しを図っているのだが、私達庶民は、学力獲得主義に踊らされている
のだ。

◇そんな学力獲得主義に踊らされることなく、子どもたちが、一人前の
大人になるように考えていくことだ。その一環として、こういう佐賀県
の試みは歓迎されてしかるべきだ。医師と教師で生きるということの根
源である性について、しっかり教えていくことだ。親子でそれが難しく
なってしまった以上、学校や地域がそれをしっかり教えて、子どもたち
を地域に送り出していくことだ。

2009年11月12日

■今週のお題 ティームティーチングの実際-5

◇秋から冬にかけては異文化のイベントを体験できる時期です。11月は
アメリカでは「感謝祭"Thanksgiving Day"」が行われます。毎年11月の
第4木曜日です。何に感謝する記念日なのか、異文化理解として英語、社
会、情報の教科をまたいだ学習チャンスです。11月の最終週に英語活動
がある学校では、関連アクティビティをご準備されてはいかがでしょう。

◇外国人ALTとのTT第2回です。

◇前回は、HRTはクラスのマネジャーとしてTTへ明確な指示を出しましょ
うということをポイントにしました。

◇「相手が日本語を話すことができればそれも可能だよ。」というご意見
があるかも知れません。「自分の英語力が十分であれば可能だよ。」とい
う意見もあり得ます。どちらにしても今すぐに解消できることではありま
せん。いいえALTが日本語堪能だとしても、ALT任せにしているHRTも多く
存在しているようです。

◇ALTの多くは、自分たちが英語のネイティブスピーカーだということで、
すべて丸投げ状態の学校に一番困ると言います。自分は指導力もあり、経
験もある、しかし、そのクラスの目的や目標、これまでのカリキュラムな
どを示してもらえなければ、どうやって自分のベストを発揮して児童の活
動を支援することができるのだろうか、と困ってしまうようです。これは
当然と言えば当然のことです。

◇そこで、言語の壁が問題であれば、次の2つの方法があります。1つ目
は活動の目的、教材の使用方法、レッスンプランなどを事前に準備をし、
その外国人が所属するエージェントの担当者に具体的に伝えることです。

◇対応しないエージェントは論外です。迷惑するのは子どもたちですから、
学校または教育委員会としてそのエージェントの利用を止めましょう。

◇学校や教育委員会との個人契約で指導をしている先生の場合には2つめ
の方法です。それはJTEにこれまでのレッスンプランと指導状況とを一枚
の紙に英語で書いてもらうことです。そしてALTが担当する日は、その情
報(クラス引継ぎ書)をHRTがALTに示せば良いでしょう。

◇両方とも機能しない場合には、学校の先生が全員力を合わせて、英語で
の解説を用意する方法もあります。学校の先生は英語を話すことが苦手で
も、日本語を英語に直すことは大学受験を経験している教師集団ですから、
それほど難しいことではないはずです。

◇また、地域の中学校との連携(オフィシャルに連携していれば問題もあ
りません)をする方法です。中学校には英語の教師がいるので、その先生
の協力を仰いで、プランを英語に直してもらう。自分たちで英語に治した
プランをチェックしてもらうという手段も考えられます。

◇現状においては、HRT一人で頑張っていても解決しない問題はたくさん
あります。学校を挙げて、地域を挙げて協力体制を作っていくことで、英
語活動はさらに盛り上げていけるでしょう。

外国人ALTとのTTは続きます。実は指導力がないALTも存在しています。
その様な場合への当日の対処を次回掲載いたします。

2009年11月11日

「めんどくさいのは」

「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」と言った人がいる
らしい。名言だと思う。

この理屈で言えば、「楽しくなりたければ笑えばいい」ということになる。
大いに結構。泣かないでいつも笑っていようじゃないか。


先日、久しぶりに集団指導塾で授業を行った。クラスは小6(非受験)。
そこに九十九クンという男の子がいた。一番前の席に座っている。


「じゃぁ、授業始めるよぉ」と言ったとたん、


「あぁ、めんどくさ~い」と九十九クン。


「うん、めんどくさいのか。その気持ち、分かる、分かるけれども、授
業を張り切ってやろうと思っていたのに、いきなりそんな風に言われる
とちょっと悲しいなぁ~~~」と半分おどけて返す。


その後も、続いた。


「漢字テストやるよ!」
「えぇ、めんどくさ~い」

「テキスト出して!」
「めんどくさ~い」

「問題解くよ!」
「めんどくさ~い」

と、いうわけで、動く。ガッと腕をつかみ大きな声できいた。


「ねぇ、めんどくさいって言うのが口グセになってるでしょ?いいか、
めんどくさくなくても、めんどくさいって言うからめんどくさくなるん
だよ、言ってる意味分かる?」。


他の生徒がフォローしてくれた。


「めんどくさいって口に出すと体がだるくなっちゃうってことでしょ」


「そのとおり、ありがとう」


かくして、彼の『めんどくさい』は一応収まった。


九十九クン、授業開始の30分前には塾に来て、いろいろと話してくれる
とっても可愛い男の子なんだけれども、ね。


もっと前向きな言葉が口グセになるように踏ん張らきゃいけないのは、き
っと大人たちなんだろうな。


○生徒名は仮名です。


2009年11月10日

☆受験生のケア☆

◇先日、受験生の心理的なケアについてお母さんやお父さんに講演をした。
キーワードは、「不安」。その時の内容は、次のようなことだ。

◇子どもは、受験が近くなればなるほど、どんどん不安が高まる。そして、
その不安によって、何をしたらいいか、分からなくなる。だから、まずは、
親が、子どもの不安を共感を持って、受容することだ。「お母さんやお父
さんは、あなたの不安を理解していますよ。あなたが不安に思うのは、受験
生として当然のことですよ。」というメッセージを子どもに送ることだ。

◇次に、その不安に負けないように、子どもが活躍した時のことや頑張って
いた時のことを子どもに振り返ってもらうことだ。「A君、この前の試合
頑張っていたけど、あの時、A君はどんな感じがした?」、「Bちゃん、
夏休み、あんなに勉強頑張ってたけど、やってみてどんな感じがした?」
とか、子どもが何かに真剣に取り組んでいた時とか、頑張っていた時を
思い出させて、自分は不安を乗り越えることが出来るんだと感じてもらう
ことだ。

◇最後に、高校入学後のことを想像してもらうことだ。出来れば、社会人に
なって何がやりたいのか、大人になって何がやりたいのかという目標を持っ
てもらうことだ。「A君、高校に入学したら何が一番やってみたいの?」、
「Bちゃん、高校卒業したら、どうしたい?」、「C君何しているときが
一番楽しい?その楽しいことを高校に入ってもやりたい?」、「Dちゃん、
大人になってもやっていたいことは何?」こんな質問をしながら、高校入学
後のことを想像してもらうのだ。目標が高校受験以降にあることが、受験生
を強くするのだ。云々。

◇不安は、何か得体の知れないものだ。だから、不安の解消には、具体的な
行動の指示が必要だ。勉強についての具体的なことであれば、学校の先生や
塾の先生にアドバイスをしてもらうことだ。「勉強しなさい!」と思っても、
じっと我慢して、子どもを見守ってほしい。ガミガミ言えば言うほど、受験
生の不安はどんどん大きくなっていくものだ。

2009年11月09日

『生徒が集まる個別指導教室&経営計画の作り方』受講者の声(大阪)

2009年11月8日(日)弊社セミナー
『生徒が集まる個別指導教室&経営計画の作り方』が
大阪会場で開催されました。


大阪会場での熱気、
東京会場に、勝るとも劣らず凄かったようです。

このセミナーを受講された方のご感想にも、講師である弊社代表
中土井の熱気の息吹が反映されているように思えます。

ちょっぴりご紹介しますので、ご一読を!

『生徒が集まる個別指導教室&経営計画の作り方』は
弊社中土井が5時間、ほぼ語りっぱなし、
絶対に損はさせないという自信があるセミナーです。

ご都合があえば、是非、ご参加ください。


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★受講者の皆様のご感想

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「全体的に濃い内容で金額的に非常に安いと思います。具体的な事
や経験談を入れて分かりやすく、非常に説得力がありました」


「講師との距離が近く、直接対話しているような形式ですので、腑
に落ちる形で理解できて満足です。中土井さんの熱のこもったセミ
ナーでしたので、こちらもやる気が出て、来て良かったと本当に思
えました。ありがとうございました」


「個別指導の運営方法に自信が持てました。これまで経営に関して
意識が届いていない部分がありましたが、お金の面にもこれまで
以上に関心をもって利益があがる経営をしていきたいと思いました」


「経験に基づいているのはもちろん、業界の全体像が把握でき、
とても有意義でした」


「塾を立ち上げてまだ3か月。個別指導の本質、改善の方向性のお
話はとても役に立ちそうです。ありがとうございました」

「本日はどうもありがとうございました。特に室長に求められる指
導力
という項目が、日頃考えていたことを説明してもらい、実感と
してわかりました」


「中土井先生の講義だけでのセミナーは非常に有効でした。とても
中身のある密度の濃いセミナーでした」


「講師の立場として、経営者はここまで考えているのか、とあらた
めて自分の仕事に気合が入る思いでした。新たに個別指導の校舎が
立ち上がる予定があるので参考にさせていただきたいと思います」


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次回以降のお知らせ

●日程・会場は…
名古屋会場 11月29日(日曜日) 名古屋都市センター
福岡会場 12月6日(日曜日) 天神ビル


●参加費用は…
5千円~2万1千円

弊社のサービス対象によって価格が異なります。
詳細は下記をご覧いただくか、お問合せ下さい。
http://www.management-brain.com/oneday/mousikomihiyou.html

お申込方法などは
http://www.management-brain.com/oneday/をご覧ください。

お問い合わせは合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツまで
電話番号 045-651-6922
mailadm@management-brain.co.jp


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2009年11月07日

■ 意識向けるからこそ ■

◇教師をやっている時、よく感じました。成績の良い生徒は、自分の
成績をよく覚えていて、成績の良くない生徒は、自分の成績をほとんど
覚えていませんでした。成績が良いから気分よく覚えていられた、成績
が悪いから覚える気分になれなかった。とも考えられますが、

◇「成績に関心があったから、良い成績をとることに意識を向けた、
そして、良い成績をとることができる行動をとった。だから成績が良く
なった。一方、成績に関心がなかったから、成績向上にも関心がなかっ
た。だから、成績向上に向けた行動を起こさなかったから必然的に成績
はあがらなかった。」とも考えられます。

◇成績の良い人でも、最初から知識やスキルを持っている人間はいませ
ん。必ず、それなりの行動、つまり学びを起こさなければ、成績は上が
らないはずです。多少の天性のものがあるにせよ行動の結果なのです、
成績(成果)は。

◇行動することが期待する結果を引き出すために必要不可欠であること
は誰でも気づいています。そして、行動を引き起こす原動力が意識なの
です。

◇私たちは何かに意識を向けた途端、動き出します。
例えば、きれいな花を見れば、花をよく見て、観察をします。観察を
すれば、花の形や構造に気づきます。一方、きれいな花だと感じなけれ
ば、視界に入ってもそれ以上は見ません。前者と後者では、結果として
大きな違いが生まれることは当然ですね。

◇何に意識を向けているかで、自ずと成果は決まってくるのです。

期待する成果になっていなければ、意識の向ける方向がずれている
のかもしれません。

◇今、あなたの意識はどこに向かっていますかね。

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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今週はじめの寒さは、ただごとではありませんでしたね。
北の地方や山岳地帯では初雪が、しかも積雪が観測されたとのこと。
冬のスポーツを待ちわびる方々には、期待の季節の到来ですね。
私の楽しみは、辛うじて、なべと、コタツと、温泉ですかね。

2009年11月06日

入試の多様化を謳わなくても良い状況になったのか!?

【記事】高校入試:公立高「学力」重視へ 広がる推薦廃止 
中学生のレベル低下背景 13年度までに8県転換
毎日新聞(2009年11/3)より以下抜粋

○公立高校の入学試験で、学力検査がない推薦型の選考方法を見直す動
きが広がっている。和歌山県と静岡県がすでに一般入試に一本化したほ
か、埼玉など3県が来春入学の10年度入試から、千葉など3県が13
年度までに、すべての受験生が学力検査を受ける方式に改める。学力検
査なしに入学できる高校の増加が、中学生の「学力低下」の一因という
指摘が背景にある。【井上俊樹】

○学力検査がない入試には中学校長が推薦する「推薦入試」のほか、
「自己推薦」や「特色選抜」などと呼ばれる試験があり、調査書や面接、
小論文などで選考する場合が多い。

○毎日新聞が全国の都道府県教育委員会に確認したところ、大阪府は以
前から推薦入試がなかった。和歌山県は07年度、静岡県は08年度か
ら学力検査を課すようになっており、残る44都道府県で学力検査なし
の推薦入試が行われていた。

○このうち青森、埼玉、高知の3県はこれまで一般入試の前に行ってい
た、学力検査のない入試を10年度から廃止。一般入試後に行う後期試
験でも3教科の学力検査を課す。また、千葉県と徳島県は11年度から、
前後2回ある試験の両方で5教科の学力検査を行うことにした。

○推薦入試は80年ごろから農業や工業などの専門科で始まり、90年
代には普通科にも拡大。その後、自己推薦や特色選抜などに切り替える
教委が相次いだため、学力検査を受けずに入学する生徒が一気に増えた。

○今春の入学者の4割が自己推薦組で、学校によっては8割に上る埼玉
県教委は「『学力検査がないため学習習慣が定着しない』という声があ
る」と説明。79年度の推薦入試導入以来、約30年ぶりに全受験生が
学力検査を受ける。高校側は「高校入学のレベルに達していない生徒が
多すぎる。中学時代にもう少し勉強するようになるのでは」(県立高校
校長)と期待する。

○10月22日の東京都教委では「推薦の募集人数が多すぎる」という
批判の声が上がり、募集枠が決まらない異例の事態となった。翌週の再
協議で当初案通りとなったが、11年度以降の推薦入試のあり方につい
て今後検討することが決まった。また、栃木県教委が近く、推薦廃止も
含めた入試改革の検討を行う有識者会議を発足させるなど、見直し論議
は今後も広がりそうだ。

○高校の入試制度に詳しい聖学院大学の小川洋教授(教育学)は「私立
高校の人気が高い地域ほど、早めに生徒を確保しようと推薦による合格
者を増やしてきたが、今になって枠を拡大しすぎたことに気付いたので
は」と指摘している。

私のコメント
◇今回の動きはどんどん広がるように思われる。それは、学力を重視す
る風潮が社会に広まったからだ。入試の多様化なんて言葉は、どんどん
死語になっていくだろう。

◇入試制度とは、本来学力による選抜を旨としてきた。それを生徒の個
性を尊重しようと、学力検査のない入試形態を取り入れ、学力を問わな
いようにしてきたのだ。なぜそうしてきたかと言えば、エリート(高学力
層)と大衆(低学力層)の格差をつけるためだ。

◇学力を問わない推薦入試は、学力の高い生徒と学力の低い、学力に自
信のない生徒では、どちらに魅力的に映るだろうか。学力の低い生徒は、
推薦入試に期待をかけて、益々勉強しなくなっていくのだ。

◇しかし、である。推薦入試は、高校選抜の唯一の選抜形態ではない。
同一高校に推薦入試の定員枠と一般入試の定員枠が、存在するのだ。中
堅高校と言われている高校では、推薦入試と一般入試の定員枠は、1:1
であるが、上位高校では、推薦入試と一般入試の定員枠は、3:7前後に
なっていて、推薦入試で定員を割く分、一般入試の競争が厳しくなって、
従来よりも学力のある生徒を結果的に取る仕組みになっている。今までの
ように、すべて一般入試枠であれば、学力の低い生徒も合格になっていた
ものが、不合格になることになる。学力検査的には、合格レベルが上がる
のだ。

◇しかし、推薦入試枠で学力の低い生徒も紛れ込むのだ。しかもその率が
大きいのだ。つまり、推薦入試を導入することで、同じ高校の中でも、入
学者の学力格差が従来よりも大きく出てしまうのだ。結果的に、高校生の
学力が大きく二極化して、大学受験を迎えるようになっていくのだ。それ
が、教育行政の狙いだ。隠れたエリート教育に向かうために。

◇当然、高校入試における選抜の意味が、不透明になる。中学を卒業して、
ある程度の学力差が生まれるから、学力検査を行なって、入学者の学力を
ある程度均質にしようとしているのに、学力格差を助長させるような、入
試形態なのだ。こんな矛盾はないだろう。

◇しかし、問題になることを承知で、行なったのだ。それは、学力低下問
題を際立たせるためだ。入試の多様化といって、生徒の個性を尊重してい
るような選抜は、やはり駄目で、学力で選抜試験をしたほうがいいのだ!
とはっきり世間に言うために、わざわざ推薦入試を導入したのだ。そう考
えた方がよい。

◇そして、今回の推薦入試の廃止の動きなのだ。今後、日本の教育は、学
力偏重にどんどん舵を取る。このことは間違いのないことだ。だから、教
育行政の発する美辞麗句には、気をつけたほうが良い。2002年の教育
改革といい、昨今の教育行政の決定といい、隠れた意図のないものはない
のだ。気をつけて教育行政を見ていくことだ。

2009年11月05日

ティームティーチングの実際 4

◇昨年の11月6日(木曜日)にこのメールマガジンをスタートしました。
ですから今回が満一歳の誕生日です。多くの読者の方に支えられたおかげ
です。皆様ありがとうございました。今後も現場に即した内容充実で発行
し続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

◇今回から外国人指導助手(ALT=Assistant Language Teacher)とのTeam
Teachingをスタートします。

◇外国人講師(指導助手)に関しては、様々な課題やエピソードがありま
す。その多くは異文化間コミュニケーションの難しさから発生しています。
ですから、英語力以上に異文化を理解しようという意識を持つだけで解決
できることもたくさんあるのです。

◇今から10年以上前、私は英会話スクールの経営を任せられていました。
それから今までに多くの壁を経験し克服してきました。その経験が糧にな
っていることに感謝しています。

◇異文化間コミュニケーションを円滑に進めるには、1.意識的に相互理解
に努めること、2.自分の価値感を押し付けないことです。つまり相手を受
容する気持ちが重要なポイントだと考えています。

◇では、具体的に現実のTTにおける問題点とその解消方法をご紹介してい
きましょう。

◇TTでもっとも大切なことは明確な役割分担と情報の共有でした。そして
クラスマネジメントの主体者はHRT(担任の先生)であることでした。

◇トレーニングされ、小学生指導の研修を受けたALTの先生は、この点を踏
まえています。言い換えると、彼らはクラスのマネージャーからの明確な
指示を期待します。ですから、「いつ」、「何を」、「どのくらいの時間
をかけ」、「どのような方法で」児童に指導をしてよいのかという指示を
期待します。

◇彼らは単独での指導スキルを十分に持っていても、クラスのマネージャ
ーの指示に従うことが仕事だということを知っているからです。

◇ですから、その日のレッスンプランが英文で用意されていることが第一
前提で、さらにそこでどのように振舞って欲しいかを明確にすることです。

◇同じALTが定期的に訪れる場合には、前回から今回までの流れを示せば、
ALTも行動が明確になります。

◇定期・不定期に関わらずALTが訪れる時間は、これまでの学習の振り返り
の時間に当てるのがベストでしょう。振り返りですから、その時間までに
指導をしてきた語彙・表現、それに用いた教材・教具をきちんと提示し、
今回振り返りをしなければいけないポイント(例:道案内、お買い物、
好きなもの・嫌いなものなど)を明確にし、それらに関して、語彙の確認、
表現の確認、表現を使ってのロールプレイという流れを伝えましょう。

◇大切なことは児童とのインターラクションの時間を十分に取れるプラン
にすることです。

◇ALTの立場を踏まえている先生であれば、これだけの情報とわずかな準備
で十分に子どもたちが楽しめるクラスを創りだしてくれます。

外国人ALTとのTTは続きます。様々な経験やALT側からの情報もお伝えして
いく予定です。

「受験英語」

朝、駅で電車を待っていると、私立の中学生らしい女の子二人組みの会話
が聞こえてきた。


「受験英語って役に立たないんでしょ。やる気になんない。英会話とか勉
強するほうがいいよね」

「そうだよねぇ」と聞き手も同意する。


『受験英語』。久しぶりにこの単語を耳にした。入試のときだけ通用して、
一般社会ではあまり役に立たない英語、という皮肉を込めた言葉だ。


でも、本当に受験英語って役に立たないのだろうか。


僕自身、まがりなりにも中学・高校と6年間も英語を学習した。いや、そ
ういえば、大学の2年間も英語は必修だったから8年間だ。確かに外国人
と英会話を通じてスムーズなコミュニケーションを取ることはできない。


しかし、コミュニケーションなら取れる。相手の言いたいことを紙か何か
に書いてもらったなら、ほとんどが理解できる。英単語をつなぎ合わせて
しゃべれば、不十分ながら、なんとか相手に言いたいことを伝えることも
可能だ。これは、僕の経験だが、他の人もそう大差はないだろう。


つまり、僕が勉強してきた、いわゆる受験英語でマスターできなかったの
は「英語を聴き取る力」であり、英単語や文法を覚えるのは決して役に立
たないことではない。書いてもらえば、翻訳して理解できるし、つぎはぎ
の単語でも相手にはなんとか通じるのだから。


聴き取れなきゃ意味がないと言われればそれまでだが、受験英語を100%
否定するのもいかがなものか。英会話にしたって、単語や特殊な言い回し
を覚えなきゃならないはずだ。


だから、一つ言いたい。大切なのは、どのようなモチベーションを彼女達
に与えるのか、だと思う。ただ「入試に出るから勉強しろ」ということで
はなく、英語を勉強する意味や楽しさを教師が伝えていかなければならな
いはずだ。


中学生の口から「受験英語」なんて言葉が出ること自体に違和感を覚え、
こんなつまらないことを考えてしまった。


さて、彼女達が志望する大学にもしも「英会話」という試験があったのな
ら、それも「受験英語」になるのだろうか。


2009年11月03日

☆家族の雰囲気☆

◇子どもの成長環境について、最近は、色々な記事が出ているが、学校に
合格するための住環境とか、親子関係とかが、取り上げられることが多く、
子どもがどう成長して、どんな大人になっていくかが、テーマになってい
る記事はなかなか見ない。

◇今回は、家族の雰囲気について考えたい。子どもの成長環境を考える時
に、家族の雰囲気が重要なことは、いうまでもない。家族の雰囲気を形成
するのは、母親と父親の関係、親の人間観、親の価値観だ。

◇今回の記事を読んで、人間観や価値観を急に変えようとすることはない。
ちょっと意識して、家族の雰囲気について考え、ほんの少し雰囲気が変わ
るような行動をしていただければよいのだ。
  
◇家族の雰囲気で代表的なものは、開放的―閉鎖的・楽観的―悲観的
・対等―服従・民主的―独裁的などだ。開放的―閉鎖的とは、家族で話し
合うか、合わないかということ。楽観的―悲観的とは、問題があった時の
対処や受け止め方。対等―服従は、親子関係が対等で尊重しあっているの
か、親が子どもを服従させようとしているのかということ。民主的―独裁
的とは、家族みんなで決定するか親が勝手に決めてしまうかということ。

◇当然、子どもの成長環境を考えてみると、前者の方が好ましい。子ども
が、活き活きした大人に成長するためには、子どもが家族の中で尊重され
ていることが重要なことなのだ。

◇家族で何かを決める時に、親と対等に話しが出来るとか、何か問題が起
きた時に、親が楽観的に受け止めて、子どもにアドバイスが出来るとか、
そういう環境に子どもがいるということが、子どもにとっては、自分が尊
重されていると実感できるのだ。セルフ・エスティームが向上する条件に
なるのだ。

◇家族の雰囲気の大半は、親が作っているのだ。どんな雰囲気なのかを振
り返って、少しは、子どもの成長環境を良好にしていこう。


2009年11月02日

『生徒が集まる個別指導教室&経営計画の作り方』受講者の声

2009年度MBAセミナー
『生徒が集まる個別指導教室&経営計画の作り方』が、
11月1日(日)東京会場で催されました。

盛況の内に幕を閉じられたこと、
受講者の皆様に感謝いたします。


このセミナー、弊社代表中土井が、
都合5時間ほぼ語りっぱなし。

一言で言うなら
「自分は聞きたいが、
隣のライバル塾には絶対に聞かせたくない」

そんなセミナーであったと思います。

IMG_0829.gif


受講者の方々は、どんなご感想を抱いたのか、
皆様の声を抜粋します!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●今までは、このセミナーで言うところの
「成功しない個別指導のやり方」が
正しいと思っていました。
発想が180度転換できました。
できるところから取り組んでいきたいと思います。
(個別指導)


●MBAさんが発行する「塾経営サクセスネット」や無
料メルマガを読んでいます。
また過去のセミナーにも出席していたので、話が重なる
内容が多い思っていたのですが、予想以上に初めて聞く
話が多く、うれしい誤算でした!
今までどんぶり勘定でやっていた経費管理などを改め、
早速経営計画を作ろうと思います。
(個別指導)


●2年ぶりにセミナーに出席させていただいのですが、
参加ができて良かったです。個別指導教室を運営して
いく上での方向性が見えたことが最大の収穫です。自
分が考えていた方向性で、間違っていたところ、正し
かったところが明確化でき、今後の運営に生かせそう
です。
(集団&個別指導)


●広告・求人も含め経営方針の作成に役立つ内容が豊富
でした。
学習塾業界の旬のネタがいっぱいで、たくさんのヒント
をいただきました。
(集団指導)


●前半は個別指導の内容でしたが、個別を知ることで、
逆に集団指導の意味やセールスポイントを知ることが
できるというと新しい発見ができました。
(集団指導)


●FCなので、どうしても本部からの情報や方針だけが
多く耳に入ってきます。もっと他塾や業界全体の動き
も知りたいと思っていたので、とても参考になりまし
た。
また、教室長としての経験が浅く、経営や数値的な事
柄についての知識・関心が不足していたので経営計画
の話は目からウロコでした。
経営計画自体は、これまでも作成していたので、今後
は質を上げていこうと思います。
(個別指導)

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●先生の個別指導教室の解説、考えるところが多々あり
ました。様々な意味で教室を見直しに取り組んでいく
きっけとなりました。
(集団&個別指導)


●自ら思い描く成功へのプロセスを頭の中で明確化でき
ました。
(個別指導)


●今の自分が当たり前と思っている事が、中土井先生
に教えていただいた内容だったと気付き、改めて感謝
です。
(個別指導)


●個別指導システムの再建をしたいと思いセミナーに参
加しました。5時間にわたって先生の熱弁を聞くことが
でき、とても参考になりました。
(集団&個別指導)

text.gif

●生徒数UP、成績UPのためには生徒・保護者とのコ
ミュニケーションがいかに大切かがよく分かりました。
運営面・教務面・経営面など、様々な角度から実践的
な話が聞けて、とても貴重な一日となりました。
売り上げに対する広告宣伝費、賃貸料などの考え方も、
とても参考になりました。
(個別指導)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『生徒が集まる個別指導教室&経営計画の作り方』は
今後、大阪、名古屋、福岡で順次、開催されます。

■日程・会場■
大阪会場 11月8日(日曜日) 新大阪丸ビル本館
名古屋会場 11月29日(日曜日) 名古屋都市センター
福岡会場 12月6日(日曜日) 天神ビル
〔定員制〕

●参加費用は…
5千円~2万1千円
弊社のサービス対象によって価格が異なります。
詳細は下記をご覧いただくか、お問合せ下さい。
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お申込方法などは
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電話番号 045-651-6922
mailadm@management-brain.co.jp

■ 行動の有効期限 ■

◇何かことをなす人となさない人の違いは何かと言えば、
それは、行動力といえるでしょう。

◇ここで私が言う行動力とは、当初の計画に従って忠実に予定していた
結果に結びつけるための努力(行動)を続ける力だとします。

◇結果を出せる人は、良くも悪くも行動する人だということです。勿論、
計画や当初の目標に問題が悪い場合は、期待する結果はでませんが、
行動していれば期待しない結果がでて、計画や目標の課題が明確になる
でしょう。

◇しかし、ビジネスの上では、暢気に期待しない結果が出るまで待っ
てはいられませんから、事前の行動計画の中に進捗状況のチェックの
時期をあらかじめ決めておき、必要な修正案を提案検討する機会を
用意して期待する結果に必達するよう努力します。

◇さて、私たち一人ひとりの個人ではどうでしょうか?何かしようと
計画を立てた時、進捗状況のチェックの期日は予め定められているで
しょうか?

◇「個人のことだから、随時チェックできるので、予め決める必要は
ない。」という方も多いでしょう。

◇個人のことだからこそ、新しい目標、計画を立てても
「ちょっとだけならいいか」
「このくらいならいいだろう」
「たまにはいいだろう」「今日はいいだろう」
と特別日を設けがちです。

◇その結果、特別に日は日常に変わり、今までと変わらない行動が、
新しい結果を引き寄せることが出来なくなります。新しい望む結果が、
目と鼻の先にあっても、たどり着けないのです。

◇これを打破するためには、行動に有効期限を決めて、一旦行動を
始めたら考えないことです。有効期限は3分でも1時間でも半日でも
3日でも1週間でも1ヶ月でも、かまいません。

◇自分でちょっとチャレンジで達成できそうな期限にしましょう。
そして、その期間は
「あ~でもない。こ~でもない。」
「こっちの方が良い。」なんて言わない。考えない。と決心し行動に
専念します。

◇さあ、あなたは今日、「何」を「いつまで」やり続けることを決心
しますか?

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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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先日砂丘のある地方の方から興味深い話を聞きました。ある砂丘が小さく
なりつつあるのだそうです。砂丘の砂は川によって運ばれてきたものでし
たが、上流にダムが出来たことで、砂の供給がなくなっているからなのだ
そうです。環境はダイナミックなものですね。
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