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■今週のお題 ティームティーチングの実際-5

◇秋から冬にかけては異文化のイベントを体験できる時期です。11月は
アメリカでは「感謝祭"Thanksgiving Day"」が行われます。毎年11月の
第4木曜日です。何に感謝する記念日なのか、異文化理解として英語、社
会、情報の教科をまたいだ学習チャンスです。11月の最終週に英語活動
がある学校では、関連アクティビティをご準備されてはいかがでしょう。

◇外国人ALTとのTT第2回です。

◇前回は、HRTはクラスのマネジャーとしてTTへ明確な指示を出しましょ
うということをポイントにしました。

◇「相手が日本語を話すことができればそれも可能だよ。」というご意見
があるかも知れません。「自分の英語力が十分であれば可能だよ。」とい
う意見もあり得ます。どちらにしても今すぐに解消できることではありま
せん。いいえALTが日本語堪能だとしても、ALT任せにしているHRTも多く
存在しているようです。

◇ALTの多くは、自分たちが英語のネイティブスピーカーだということで、
すべて丸投げ状態の学校に一番困ると言います。自分は指導力もあり、経
験もある、しかし、そのクラスの目的や目標、これまでのカリキュラムな
どを示してもらえなければ、どうやって自分のベストを発揮して児童の活
動を支援することができるのだろうか、と困ってしまうようです。これは
当然と言えば当然のことです。

◇そこで、言語の壁が問題であれば、次の2つの方法があります。1つ目
は活動の目的、教材の使用方法、レッスンプランなどを事前に準備をし、
その外国人が所属するエージェントの担当者に具体的に伝えることです。

◇対応しないエージェントは論外です。迷惑するのは子どもたちですから、
学校または教育委員会としてそのエージェントの利用を止めましょう。

◇学校や教育委員会との個人契約で指導をしている先生の場合には2つめ
の方法です。それはJTEにこれまでのレッスンプランと指導状況とを一枚
の紙に英語で書いてもらうことです。そしてALTが担当する日は、その情
報(クラス引継ぎ書)をHRTがALTに示せば良いでしょう。

◇両方とも機能しない場合には、学校の先生が全員力を合わせて、英語で
の解説を用意する方法もあります。学校の先生は英語を話すことが苦手で
も、日本語を英語に直すことは大学受験を経験している教師集団ですから、
それほど難しいことではないはずです。

◇また、地域の中学校との連携(オフィシャルに連携していれば問題もあ
りません)をする方法です。中学校には英語の教師がいるので、その先生
の協力を仰いで、プランを英語に直してもらう。自分たちで英語に治した
プランをチェックしてもらうという手段も考えられます。

◇現状においては、HRT一人で頑張っていても解決しない問題はたくさん
あります。学校を挙げて、地域を挙げて協力体制を作っていくことで、英
語活動はさらに盛り上げていけるでしょう。

外国人ALTとのTTは続きます。実は指導力がないALTも存在しています。
その様な場合への当日の対処を次回掲載いたします。

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