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☆知っていることの実感を増やす!☆

◇今回も前回に引き続き受験生のケアに関することを取り上げたい。それは、
入試が迫って来れば来るほど、新しい問題はやらないということだ。今まで
やった問題集や教科書をもう一度解きなおすことを徹底することだ。これは、
何も受験生だけのことではないが、知っていると言う実感を増やして、
やる気を引き出すという効果があるからだ。

◇特に、受験生は、入試が迫って来れば来るほど、不安が大きくなる。
「もしかすると不合格になるかもしれない」という心理になって、何を
やっていいのか分からなくなる。そういう時に、1回やった問題集や教科書
をもう一度やり直して、知っている問題に触れるのだ。「この問題、やった
ことがある!」、「この問題が出来た!」、こういう実感を与えることだ。
そうすれば、徐々に不安は小さくなって、「案外、僕は(私は)出来る!」
と思えるようになる。

お母さん:最近、勉強に手がつかないみたいね。
A君  :別に。
お母さん:入試がもう直ぐだから、不安なのかな?
A君  :別に。
お母さん:大丈夫よ。入試は今までやったことしか出ないんだから。
A君  :だから、困ってるんだよ。今まで真面目じゃなかったんだから。
お母さん:あら?そうなんだ!
A君  :新しい問題集でも買ってよ。
お母さん:何言ってんの!今までの問題集をもう一度やった方が
いいじゃないの?
A君  :古いのは、どうもね。少しやってあるしね。新しいのじゃなきゃ、
やる気にならないよ。
お母さん:こういうの知ってる?入試に合格する人は、同じ問題集を三回
やる人で、新しい問題集を何冊もやる人ではないって。
A君  :急に今、お母さんが作ったでしょ!
お母さん:兎に角、今ある問題集をやってみなさいよ。3回とは言わない
から。そうしたら、新しいのを買うかどうか考えましょ。
A君  :・・・・・。

◇同じ問題集を3回やればそれだけ、解法の定着になる。解ける問題と
解けない問題も何回もやってみることだ。そのうち、出来ない問題が、
何題か出来るようになる。そうなったら、自信に繋がるのだ。老婆心ながら、
入試の過去問も12月から始めた方がよい。

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