塾経営、塾の起業コンサルタントが語るブログのトップへ戻る
« 「苦労も努力も」 || この調査の解釈に問題があるのではないか?! »

ティームティーチングの実際-7

◇先日、或る小学校の英語活動研究授業の見学にお邪魔しました。今回で
3回目です。イギリス人ALTとのティームティーチングでしたが、活動の
進め方やクラス自体の進行の仕方が毎回進歩していて、安心して見て
いました。

◇ただ工夫し過ぎて準備に時間をかけたというアクティビティが進行の
ボトルネックになっていました。工夫を凝らし過ぎると、目の前に居る
児童の視点を外してしまうことがあります。児童と気楽に楽しめる活動が
実は一番有効だと改めて思いました。

◇外国人ALTとのTTの最終回です。今回はALTの授業頻度による協力依頼
方法です。頻度と目的や内容の関連を一覧にしました。

◇高頻度A=毎週1回
極小ケースですが、活動方針とプランを共有し、ALTにプラン作りに参加
してもらいましょう。活動内容は連続性が前提であることを伝え学校が
作ったオリジナルに共同で手を加えましょう。

◇HRTのミッションはALTが提示してくるプランが方針に沿っているか
児童が能動的に参加しているか児童の発話行動が反復練習ではなく自分
の言葉として使用しているかなどをチェックし、ずれていればALTと情報
共有して改善を促します。

◇高頻度=隔週1回
活動方針・教材・プランは学校で作成したもの共有し、前回のALT授業
からの進捗状況と児童の習得状況を理解してもらう。前回からの課題を
解消する活動を実施してもらう。

◇中頻度=毎月1回~隔月1回(年間6回から10回)
活動目標は2つ。1つはこれまでの活動で知りえた英語を使えるか否かの
確認の場、もう1つは異文化理解の場です。児童には「ゲストアワー」
とか「ゲストデー」と事前に明確に意識づけをしてALTを迎えます。普段
インプットが中心になりがちな活動も、この日はアウトプットの日として
位置づけましょう。

◇アクティビティは、まず地図を板書してALTの出身地(国と町)、一般
的な食べ物、気候などの質問から始まり、個人的に好きな食べ物、好きな
教科、好きなスポーツなどをたずね、さらに日本での好きな食べ物や歌手、
スポーツ選手などを尋ねさせてみましょう。事前に準備をすれば学習内容
の定着は一層図れます。

◇HRTのミッションは児童への手助けばかりでなく、児童の評価をする
良い機会です。一度成功すると、児童は「次回は何を聞くか」考えます。
同じALTが来る場合には前回の質問を逆にALTから尋ねてもらう方法も
あります。例えば、ALTが児童にWhat am I from?などです。児童も記憶
を新鮮にたもとうという努力をするでしょう。

◇低頻度=年1~3回程度
この場合は前述のケースと同様です。頻度が少ないので貴重な時間です。
児童とのふれあいが多いアクティビティを工夫しましょう。

◇例えば「椅子取りゲーム」などです。児童と一緒に参加してもらい
ます。またWelcomeカードを1枚準備し、それに全員のサイン(漢字)を
書いて、活動の最初にALTが来たらWelcome to our class. と言って
渡すとクラスのホスピタリティが伝わります。

◇最後には児童それぞれが「ゲストアワー出席表」を持ち、ALTからサイン
(Autograph)をもらうようにすると児童にとっても良い記憶が残ります。

◇次回は少し違った面から小学校英語を取り上げます。

塾の起業、経営に役立つMBAのメルマガへの登録はこちらから

MBAをお気に入りに追加する 塾経営のサクセスネットMBAのホームページはこちらへ

カレンダー

2011年11月
Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
塾の起業、塾経営についてお電話ください。045-651-6922まで。