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指導に役立つ資源 1時限の進め方−1


◇今年の6月に文部科学省が公表した調査によれば、5年生、6年生への英
語活動実施校数は4月計画では全国で20978校(97.8%)。全く実
施しない学校は1.3%。中にはその学年がない過疎地の学校が含まれるの
で、ほとんど全ての学校で実施予定となっていました。

◇9ヶ月が過ぎた今、それぞれの学校の実態はどのようになっているのだろ
う。英語に熱心な先生に任せっきりという学校があることも聞こえて来るが、
教員全員が英語活動を真剣に考え、研究授業も熱心に実施している学校も多
い。英語活動の形態の理想形についてまだ議論は継続されていくのだろう。


◇このメルマガでは、英語活動での指導に努力されている多くの先生方、ま
たJTEとして学校支援を担われている先生方へアクティビティ紹介だけでなく、
クラスの運営を円滑にしていくヒントなどもお伝えすることで、子ども達を
目の前にしている先生方全員への一助としていただけるメッセージを発信し
続けています。


◇さて、今回からの新シリーズでは授業(活動)の流れを時系列で項目化し、
それぞれの項目で何を行うか、どんなツールを使うのが良いかなどをお伝え
していきます。


◇英語活動は"Hi."と言ってスタートしてから"See you next time."と言っ
て終了するまで、一貫した流れの中で新しい語彙や表現に触れ、参加してい
る児童が頭と体に汗をかいたという実感をもって、
「今日も良い時間を過ごしたなぁ。」
「次回は何が登場しても良いように準備をしておこう。」
「次はどんなことが起きるのかな?」
という印象を持てるのが進行のベストです。


◇それには、活動の目的達成プロセスが指導する側にきちんと理解されてい
ることが重要です。そしてその目的に達するための目標をどのように達成す
るかという方法論がドラエモンのポケットのように飛び出すかどうかです。


◇さらに、時間の使い方が重要なファクターです。時間の流れに無意味な
「隙間」がないことが重要です。理想をいうならば最初は例題、次に演習、
それから応用問題のような進行カテゴリーが自然に流れていくことです。


◇指導する側で考えている、「本時の導入」、「復習」、「新しい語彙の紹
介」など活動の目的は児童が知る必要はありません。児童はどんなアクティ
ビティをするのか、その方法は何なのかを理解してアクティビティを行えば
よいのです。


◇極端な言い方をすると、児童に次は何をやりたいかどんなアクティビティ
をやりたいかを聞いて、その中から、教師が決めている当日の学習目的に合
致したアクティビティへアレンジができるようになると、児童がもっと主体
的にクラスへの参加ができるようになるでしょう。


◇いわゆる児童は見えない魔法使いの手で操られるように英語活動を楽しみ、
英語力を定着させていけるのです。


◇ここに至るには、教師の指導力とトレーニングが必要ですし、児童と共に
創造される教室の規律と文化が必要になってきますので、時間がかかります。


◇このような理想に届くように、そして児童が自然に活動に主体的参加がで
きるクラス作りを次回から連続してお届けいたします。

次回は挨拶と導入を取り上げます。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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