指導の実践編 ALT特別コーナー-2
◇行政刷新会議の事業仕分けにより教育現場にも不安が巻き上がっている
ようです。ティームティーチングを中心に活動していた学校でも、次年度
からは大半をホームルームの教師が一人で担当しなければいけなくなる状
況も考えられ、ますます担任の先生方の努力が必要とされていくようです。
◇前回はクリスマスにちなんだイベントとしてcraftのイベントを紹介し
ました。今回も一つALTと共に楽しむクラス運営を紹介しましょう。
◇幾度かALT(このメルマガでは外国人の指導助手を言う)の指導を実施
された方はお気付きだと思いますが、小学生はALTとの活動をとても楽し
みにしています。
◇恥ずかしがっていても実は積極的な友達にくっついて影から話を聞いて
いる子、とにかく傍にまつわりついている子などがいて、やはり普段なか
なか接触ができない外国からのゲストとの交流は重要な位置にあると思い
ます。
◇この意味では、外国人ALTが来たときには、これまでの表現の復習をし
ようなどとプランを考えるよりも、自然体で過ごすことも一つの楽しいプ
ランになります。
◇前回のcraftもこの意味では、創造的な作業を外国の人と一緒に楽しん
だということで充分に機能しています。
◇このメルマガでも幾度か紹介しましたが、技能科目は英語で実施しても
十分に楽しめます。高学年ならば算数でも驚きがいっぱいある時間を一緒
に過ごすことができます。分数の言い方や図形の言い方を覚えることや英
語で問題を出してもらうことなどはとても楽しめます。
◇書道の時間などはゲストの先生にとっても楽しい経験になります。ALT
の外国人の名前を漢字にして、書いてあげることも楽しいです。
◇このような英語と相性が良い教科とその範囲を利用するとクラスに英語
をコミュニケーションの道具として使う雰囲気が芽生えるはずです。
◇小学校では担任の先生が(一部の専科の先生の授業をのぞいては)、全
教科を指導されるケースがほとんどでしょうから、可能性は高くなるので
はないでしょうか?
◇先日ある小学校の活動を見学に行きましたら、Shopping gameを行って
いました。いくつかのお店が作られます。その一つがALTの先生のお店で
した。そこには、やはり児童が積極的に立ち寄って、買い物を楽しんでい
ました。
◇HRT(担任)はALTの先生の店があることは児童に伝えていましたが、そ
のアクティビティの項目に必ずその店に行くことは指示されていません。
指示はいくつかのお店を回ってより多くの商品を買うことでした。また、
ALTの先生も生徒を呼び込むことはとりわけしていません。
◇指示がなくとも、そのお店では外国人の先生と直接お話ができるので、
たどたどしくもきちんとコミュニケーションを取って買い物を楽しんでい
ました。
◇このように、自然に楽しめる環境づくりをALTを迎えたときに工夫してみ
ると自発的に英語でコミュニケーションを図ろうとする児童の素直な姿勢
が見られると思います。是非、お試しください。
◇今回でティームティーチングのシリーズはおしまいです。
次回から新シリーズがスタートします。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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