一時限の進め方-2
◇クリスマスイヴですね。「クリスマスキャロル(Disney-pixar)」が上映
されています。子どもも大人も楽しめる英語に慣れ親しむ映画としては今年
一番ではないでしょうか。
◇私が20代の頃、映画館は一度入館すると一日中観ていることができました。一回目はストーリーを覚え、二回目は英語を意識し、三回目は確認しながら
楽しむということをしました。最近は全館入替え制ですから、同じことはで
きませんが、英語を意識して吹き替えではなく英語版で楽しむようにしては
いかがでしょう。
◇今回はスタートの方法です。準備は万端でしょうか?ここで、授業直前の
準備を二つ紹介しましょう。一つは英語の早口言葉やAlphabetの発音で口を
慣らします。もう一つは元気さを作ることです。どんな授業でもそうですが、
先生の元気が児童を包み込みます。元気になるにはスマイルを作るのが良い
と脳科学書に書いてありました。私も実践しています。効果あります。是非
お試しください。
◇さて、教室に入ります。
"Hello everyone!"や"Hi! How are you doing?"でスタートです。この挨拶
でどれだけ児童をアップさせられるかがポイントです。
ぼそぼそと"I'm fine, thank you. And you?"ではいけません。
元気は出ません。児童みんなが大きな声で元気に答えるまで、大きな声と快
活スマイルで挨拶を投げかけましょう。
◇この時に児童一人ひとりの顔を観察しましょう。朝は元気だった子が英語
のときは沈んだ目をしていれば、英語はつまらないという信号を発している
のかも知れません。「また同じ挨拶ですか?」「これってうそっぽくないで
すか?」というメッセージを投げかけているのかも知れません。もしもそん
な子どもを見たら、個別に挨拶をしてみてください。英語でも気持ちはハー
トのコミュニケーションが大切です。
◇児童からの"And you?"の質問に対して、違った答え方をして興味を惹きつ
けることも重要な技能の一つです。
"Pretty well, thank you."とか"I'm so fine."を使ってみてはいかがでしょ
う。
◇挨拶が終わるとHelloの歌でしょうか。児童全員がお気に入りの歌があれ
ば良いですね。歌は飽きたという状況があれば、工夫です。目的は「英語
が始まるよ!英語に頭をシフトしようよ!」という気持ちにすることですか
ら、歌う代わりに児童一人ひとりに声を掛けまわるという手段もあります。
◇全体が英語に気持ちシフトしたら
"Let's speak English. No Japanese, OK!"と掛け声をかけ(または日直さ
んにそのように声を掛けさせて)、
全員で"Yes, let's enjoy English time. Wow."など叫びましょう。
◇集中のための声だし、気合入れが目的なので他にも二つ紹介します。
◇一つはアルファベットの発音です。これは音声指導の基本ですが、ただ漫
然とやってはいけません。腹式呼吸を指導してお腹から大きな声で(全員立
たせて)AからZまで発音します。少しマンネリになってきたら、私は次のよ
うに行います。
A→H→J→K、E→B→C→D→G→P→T→V→Z、I→Y、O、U→Q→W
F→L→M→N→S、R、X
この分類はA音、E音など音声でのグルーピングをして口の形や音の出し方の
共通性で分類したものです。単純なABCの語順よりも機能的です。
◇大きな声でアルファベットの発音をする目的はアクセントや音をしっかり
と身につけさせるためですが、児童にとっては大きな声を出して英語活動へ
神経を集中させるため(スポーツで言えばまずはウォーミングアップ)です。
◇次回もこの「入り口」の部分の方法を紹介いたします。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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