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一時限の進め方-5


◇小学校英語活動の内容に即した新教材が学習塾向けにも発刊されて
きています。内容を見るとこれまでのような英会話と教科書英語(文
法学習、受験英語など)という棲み分けが消えつつあり、言語として
の英語基礎力を獲得させる方向に変わりつつあります。それに合わせ
て指導する側も指導スキルをどんどん進化させていかなければいけな
いのでしょう。


◇前回は既知事項(復習)を活かしての導入から流れるようにメイン
テーマの指導に移る手法を紹介しました。今回は表現定着のアクティ
ビティです。

◇文部科学省は定着不要としていますが、学んだことを知識化するこ
とは自然な要求です。定着がなければその先に進む能力は生まれませ
ん。定着は学習の自然な行動として考えましょう。

◇定着させるのは語彙と表現です。自然に伝えたい言葉が口から出る
まで繰り返し発話練習をしましょう。

◇単語を置き換えての反復練習や丸暗記は英語活動の意図に反します。
コミュニケーション活動からも離れます。児童にとって単純作業は苦
痛です。そこで、代表的アクティビティであるインタビューゲームを
利用しましょう。

◇インタビューは相手の意見を聞くことですからコミュニケーション
活動の意義に合致します。相手の話をたずねることが目的になるので
タスクベースカリキュラムとして機能します。

◇誰に声をかけるか、何人に声をかけるか、どの位の時間で行動する
かなどさまざまなストラテジーを考えて行動するので、いろいろな能
力を使います。

◇前回から利用している"like"と"スポーツ"を用いるとすれば、イン
タビューで利用する表現は以下の3つが考えられます。

Do you like baseball? (相手はYesかNoで答えるのみ)
Do you like baseball or tennis?
(相手は2者択一するか、2者とも好きなのか、
この2つともNoなのかYesなのかを考えて答えます)
What sports do you like?
(相手は自分の好きなスポーツを考えることができます)

◇この3つは上記のように発話レベルも思考レベルも異なりますから、
順にやりましょう。時間が限られていれば、2回や3回に分けて実施
すれば良いです。

◇活動の準備1…インタビューシートの作成
これは児童がノートに作成すれば良いです。以下のようにやってみて
ください。

◇Please make a three by four grid on your notebook.
と言いながら縦に3列横に4列の表(grid)を作ります。
(板書で実例を示しながら書かせましょう)

それから、縦にはインタビューをした人の名前を書くように指示し、
横枠にはスポーツのイラストを描かせてください。いよいよインタビ
ューの開始です。

◇このような全体アクティビティを行う場合は、時間を区切るか人数
を決めるかをしましょう。優先を人数にした場合には目標人数を終了
した人から座らせる。間延びしないように先着10人が座ったら終了
とすると楽しさが倍加します。子どもたちはスピード競争などが大好
きです。

◇このアクティビティは次回も続きます。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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