教育のインフラ整備をどんどん推進してほしい!
【記事】高校授業料の滞納分、貸し出し検討 中退回避へ厚労相
朝日新聞(2010年2月10日)より以下抜粋
○長妻昭厚生労働相は9日、国の生活福祉資金貸付制度に緊急の特例措
置を設け、高校生をもつ家庭に授業料の滞納分を貸し出すことを検討す
ると表明した。滞納を理由に卒業が認められない事態を防ぐためで、「
一刻も早く実現できるように取り組みたい」としている。
○高校生の声を聞くために民主党議員の有志が国会内で開いた会合で発
言した。生活福祉資金の貸し付けは、低所得者が低利・無担保で生活資
金を借りられる制度。過去の授業料滞納を解消するための貸し付けは現
行制度では想定されていないが、昨年度末に卒業が認められなかったり、
中退せざるをえなくなったりするケースが目立ったことから検討に入っ
たという。
○この日の会合に参加した高校生、教師らは、文部科学省と厚労省が連
携し、経済的理由による学費滞納で卒業できない高校生を一人も出さな
いよう求める要望書を高井美穂文科政務官に手渡した。高井政務官は「
授業料減免や奨学金の制度ができるだけ使いやすくなるよう、周知徹底
する通知をすぐに出したい」と話した。(見市紀世子)
*私からのコメント
◇教育格差は、経済格差から来るものだと何回も言ってきたが、今回の
ような措置がどんどん出てくると、教育に対する社会的保障が充実する
から、経済格差から生まれる教育格差はなくなりはしないが、それでも
多少の救いが生まれ、経済上の事由で教育課程を諦める子どもたちが、
減ることになるのは大歓迎だ。
◇教育のセイフティーネットが今後充実していけば、今度は、教育内容
の吟味に社会は動くだろうから、こういう流れは、好ましいことだ。教
育内容のことに議論が広がっていけば、ぜひ、発達障害やADHDの症
状を持つ子どもたちの教育の在り方にも議論が深まることを期待したい。
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読者の方からのご意見です
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先週発行の【教育記事から教育を考える】
(テーマ:教師も親もコミュニケーション上手になってほしい!)に読
者の方から以下のようなご意見を頂戴しましたので、ご紹介します。
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確かに、記事や中土井さまが指摘されるように、教師という職業の形態
上、大人への対応に不慣れな点はあると思います。しかし、頭ごなしに
教師はこの手の話に不慣れなのだから社会の方法論としてこう対処すべ
きだというのはいささか強引な気がします。
教師は普段子どもを相手にしています。だからこそ、粘り強く相手の目
線で話を聞く姿勢や、噛み砕いて物事を伝えるといったスキルをもって
いるとも言えるのではないでしょうか。相づちをうちながら話を聞く、
その方法論だって子どもとの対話の中でも用いられるものだと思います。
大切なことは、教師が教育者としておごり高ぶる、もしくはそう思わせ
ないように、どう対峙すればいいのか。そのためには、教師がもつ素養
として何を活かし、大人と向き合うスキルとして何を付加しなければな
らないのか、といったこの職種ならではの立ち位置に鑑みたマニュアル
の在り方ではないでしょうか。
*本メルマガでは読者の方からのご意見・ご感想をお待ちしております。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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