「出力」
「テストで良い点数を取るにはどうすればよいか」。
これについて、多くの小学生、中学生、高校生が悩んでいることだろう。
いや、学生だけでなく、資格試験や検定での合格を目指す大人だって同じ
疑問を持っているに違いない。
これに対する答えは、実は単純明快だ。
『なるべく正しい答えをたくさん書く』である。
すいません、怒ってます?
少し前のある新聞のインタビューで、東大薬学部准教授の池谷裕二さんが
『勉強は「出力が大切」』とおっしゃっていた。
これに共感した。勉強は「頭の中に入れた知識を取り出して使う」ことが
非常に大切なのだ。
どんなに素晴らしい先生の話を聞いても、簡単に解ける公式を覚えても、
テストでは、それらが答案用紙に再現されなければ意味はない。頭の中の
知識を実際に使って、つまり「出力」して始めて学習したと言えるのだ。
というわけで、『なるべく正しい答えをたくさん書く』ために、出力作業
が普段の勉強では必要不可欠となる。出力作業とはすなわち「演習」であ
る。
授業でも、家庭でも演習時間を作ることが非常に重要なのだ。聞いただけ、
覚えただけで問題を解かずにいるのは学習したとは言えない。当たり前だ
けど大切な視点である。
だから「言ったから大丈夫」というのは間違い。「この前言ったじゃない!
どうしてできないの!」と子供を責めるのも間違い。言ったことについて
演習させたり、実際にやらせてみたり、それらのほうが実は大切だったり
する。
演習で間違えて、実際にやって間違えて、そこから修正作業が始まり、成
長も始まる。入力ばかりの勉強では、なかなか思うような結果は出ないの
だ。
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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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