匂い
私は匂いに鋭い感性を持っていると自負しています。
電車に乗れば、路線によって匂いの違いを感じています。
車に乗れば、その車、車で独特の匂いを感じています。
季節によって空気の匂いが違います。
天気によっても匂いが違います。
花の匂いも、つぼみのとき、開花の時、萎れるときでは匂いが違う。
匂いは、個を表現する一つであり、個を見分ける一つですね。
子どもの頃、祖父、祖母、父、母の布団にもぐりこんだ時、それぞれ
独特の匂いを感じることができました。匂いで誰のものだかわかりました。
既に他界した祖父、祖母を思い出すとき、表情や体型の映像と共に、
必ず彼らの匂いが漂ってきます。
昨日、遅く帰ると、小3の息子が私の布団で堂々と寝ているのです。
ふと、私が家族の布団にもぐりこんだことを思い出しました。そして、
「今、息子は、私の気づいていない私の匂いを感じているのだろうなぁ」と・・・
息子が大人になった時、私の匂いを思い出しながら、何を思うのかと
色々想像しながら、息子の寝る布団にもぐりこみました。

