「最高の演出」
最近、横浜の結婚式場のウエディングプランナーの男性(Tさん)と知り合
いなり、いろいろとお話しを伺った。
その中で一番印象深かったのが「最高の演出」。これまでのプランナー稼業
でTさんが「これが僕の一番の演出だった」という話をしてくれた。
そのお二人は、新婦はもちろん、新郎もちっちゃくて、本当に「カワイイ」
というお二人だったんですよ。
結婚前だから当たり前かもしれないですけど、それでも他の人たちと比べて
もとっても仲が良くって、打ち合わせの最中は、机の下で必ず手をつないで
いるんです。
こういう仕事をしている僕でも「もう、なんだよ、アツアツだなぁ、チェッ」
ってなるぐらいなんですよ。
それで、当日なんですけど、披露宴の入場前。すごく緊張しているんですね。
「じゃぁ、大きく深呼吸しましょうか、ハイ、吸って~、吐いて~」ってや
ったりしたんですけど、入場する際の二人が腕を組んだ状態のまま、もう緊
張でガチガチなんです。
そこで、パッと閃いたんです。「じゃぁ、二人、腕組むのをやめて手をつな
ぎましょうか」って腕をとかせたんです。
二人も「えっ」ってカンジだったんですけど、ニコッと笑って恥ずかしそう
に手をつないだ瞬間、扉を開けたんですよ。「ここだ!」って。
これが、今までで最高の演出ですね。もちろん、セット組んだり、会場を工
夫したりっていうのはありますけど、一番と言われたら、これですね。
演出ってド派手な何かかと思ったら、「手をつながせた」というものだった。
しかし、納得。二人の二人らしさを最高に引き出すのが演出だとしたら、こ
れ以上のものはないだろう。
こちらから何かを与えるのではなく、その人の「その人らしさ」を最大限に
引き出す。こういうことの重要性を一つ教えられた。
与える量と引き出す量。与えるばかりではダメ。きっと、そのバランス。
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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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