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自死する子どもをださないために!

【記事】川崎の中3自殺「息子の遺書は告発」

読売新聞(2010年6月14日)より以下抜粋

○神奈川県川崎市多摩区の市立中学校3年生の男子生徒(14)が、い
じめられていた友人を救えなかったと悔やむ内容の遺書を残して自殺し
た問題で、生徒の父親が13日、読売新聞の取材に応じた。


○親は「無念の一言。片方の腕をもがれたような思い」と語り、「息子
が残した遺書は、遺書の形をした告発だと思っている」と、学校側に真
相解明を強く求めた。
「明るくて優しくて、正義感の強い子だった」。父親は疲れ切った表情
で語った。

○単身赴任中で、生徒に最後に会ったのは5月29日夜。もう少し頑張
れば野球部のレギュラーになれる、翌週末からの修学旅行が楽しみ――。
塾への送り迎えの途中、そんな普段通りの会話をしたという。

○修学旅行では、家族への土産に3種類の八つ橋を買ってきてくれた。
「兄と祖母がチョコレートが好きなのでチョコ味、私がイチゴが好きな
のでイチゴ味。自殺を覚悟していたから、恐らく私のためだけに買って
きたのだろう」。
帰宅した翌日に命を絶たれ、「なぜ一言相談してくれなかったのか」と
嘆いた。

○横書きの遺書には、「先立つ不孝をお許しください。14年間育てて
くれてありがとう」と、家族への謝罪と感謝の言葉がつづられていた。
さらに、他人に役立ちたいと思いながら生きてきたと記し、友人を守れ
なかった自身を責める内容が書かれていた。
数人の名前を挙げ、憤りをあらわにする表現もあったという。
父親は自殺後初めて、友人がいじめられていたと聞いた。

○川崎市教委は、いじめについて「把握していない」としている。
父親は「学校からは毎日謝罪の言葉をもらっているが、真実が知りたい」
と述べ、「明らかにしなければ、(息子が)浮かばれない」と訴えた。


*私からのコメント

◇この記事の真相は分からないが、中学生が自死を選ぶことは、尋常な
ことではない。
何か大きな問題があったとしか言いようがないが、生きるということの
意味を小さいうちから、私たち大人は子どもに伝えることだ。

◇生きるということは、親や他人と繋がっているということで成り立つ
ものだと伝えることだ。
一人で生きて、一人で死ぬということではないのだ。

◇記事の中にも少年は、他人に役立ちたいという思いがあったとあるが、
そういう思いを現実の中で知らしめて行くことが、大人の努めのように
思う。
少年を取り巻く環境がどうだったか分からないが、生きるということの
意味を子どもたち同士で言い合える環境だったらと思うと残念でならな
い。

◇私たちは、一人一人皆かけがいのない存在だ。
他人から重要だと思われている存在だ。
子どもたちも大人たちも共に、一人一人が大切な存在なのだ。
そのことをもう一度自覚することだ。

◇そのために、相互の存在を認めるためのコミュニケーションをしっか
り取り続けることだ。
このような不幸な事件は、二度と起こさないようにしたい。

少年の冥福を祈る。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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