自分なり
弊社では、セミナー・講演活動を年に数十本行います。
その都度、ご参加の方々に、当日のフィードバックと
今後の活動の参考のためにアンケートをご協力いただいております。
さて、今朝、とある理由でここ1年間のセミナーアンケートを
まとめて見返しておりました。
そうして違和感を持った文言に出くわしたのです。
「自分なりに」。
お一人ではありません。
何人かの方が、アンケートの中で「今日のセミナーの内容を自分なりにやってみます」という内容をお書きになっていました。。
「自分なりに」。
もちろん、やるのはご本人ですから、どうしてもその人の色や、やり方が出てくるものです。
それは仕方ありません。
しかし、この「自分なりに」には
『あなたたちの言うことは分かったのですが、
私が実行するのは、自分が納得できた部分だけに関してですよ』
というメッセージが言外に聞こえてきてどうしようもないのです。
(私のひねくれた性格のせいかもしれませんが・・・)
「自分なりに」。
この文言から『全面的には受け入れるわけではないですよ』、
という斜に構えた態度のようなものを感じて僕は嫌いなのです。
「『自分なり』になんかやってもしょうがないだろ」。
これが僕の(あくまで僕の、です)正直な気持ちです。
自分の今までを、一旦留保し、『他人なり』でとにかくやってみる。
こういう姿勢も成長するためには大切ではないかと思うのです。
そうでなければ、いつまでたっても「自分」という枠組みを
越えらえれないじゃありませんか。
実際にやってみて、それからいろいろ考えればいいと思うのです。
やってみて「やっぱり自分なりのやり方が正解だ!」と思えたほうが、
「自分なりに」なんて最初から殻に篭るよりもずっといいと思うのです。
「自分なりに」。
なんだか最初から逃げ腰の態度にも見えるし、
なんだか傲慢で謙虚の見えない姿勢にも見えるのです。
「自分なりに」。
もしも、僕がこう思ったとき、自分自身に危機が訪れていると
僕は自分のことを判断したいと思います。
荒木

