雨は嫌いかい?
「夕方から、雨、降りそうだなぁ」
とイノさんが言います。
「雨かぁ、嫌だなぁ」
僕はすぐに答えました。
梅雨ということもあり、先日、こんな会話になりました。
一般的にもよくありそうな会話です。
さて、そのとき、珍しく脳みそにスイッチが入っていた僕は
直後、自分が答えた「雨かぁ、嫌だなぁ」
に対してふと疑問に思いました。
(今、俺は本当に雨を嫌だと思っていたのか?)
そうです。別に雨ぐらいなんてことはないのです。
傘をさせばいのです。
傘がなければ濡れればいいのです。
濡れたって家に帰ってシャワーを浴びればいいのです。
傘をさすのも濡れるのも僕はたいして嫌だとは思いません。
雨だからといって嫌ではないのです。
そう、【雨=嫌なもの】という
おそらく多くの人が思っているであろうことが
まるで僕の意見であるかのように
それが常識であるかのように
自分に刷り込まれているのです。
「雨かぁ、嫌だなぁ」と反射的に答えるほどに。
こんなことが、もしかしたら他にもあるかもしれません。
他人の意見を自分の意見のように思い込んでいること、
よく考えもせずに「mass」に同調してしまうこと。
『で、お前はどうなんだ?本当にそうなのか?』
ちょっと立ち止まって自問自答してみたいと思います。
荒木

