「おしい!」と「間違っている!」
◇先日、ある学校の数学の補習の補助に入りました。
メインの先生は一通りの説明をして、数問の問題を生徒に課しました。
私は、演習中、生徒の机の間を回りながら、声をかけたり、褒めたりし
て、子どもたちのモチベーションの継続を心がけました。
◇声をかける中で、面白いことに気づきました。
◇誤答の問題に対して、
「間違っているよ!」と言うと、大抵の生徒は、反射的に消しゴムを
手に取り、自分自身の努力の証を消しにかかるのです。
◇間違っているものを記録に残しておくことが辛いのか?
間違いは、総て最初からやり直すという習慣が身についているのか?
と理由を考えてみました。
◇一方、同じように間違っている生徒に、「おしい!」と表現すると、
生徒は自分の作品をもう一度見直して、どこが「おしい」箇所なのか?
探し始めるのです。
◇きっと間違いは些細なことなんだろう。どこか一箇所直せば済みそう
だ。という心理が働いているように感じました。
◇間違いの修正は、今の課題を正解に導くために改善する為と、将来の
過ちを事前に防ぐという2つの意味があると思います。そして、どちら
かと言えば、後者の方が大事だと思います。
◇後者のねらいを達成するためには、総てを消去してやりなおすことよ
り、誤りの癖を理解することの方が有益です。
◇人の上に立ち影響力を行使する人には、時に間違いを指摘するだけで
はなく、当人が自主的にプロセス吟味に意識を向けられるような環境を
作ることも大切でしょう。
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☆★☆ 編集後記 ☆★☆
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週末、上りの新幹線に乗って東海地方を走っていると不思議な光景を目にし
ました。進行方向左側はどんよりした黒い雲、梅雨空。右側は濃い青い空の
中に湧き出す入道雲、夏空。梅雨と夏の境目を目撃しました。
夏はどこから来るのか?夏は太平洋からやってくるのでした。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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