資格で人生は安心か?
先日、知り合いから下のような手紙を見せてもらった。
お子さんを通院させたときに親向けにかかれ、子どもに託された
手紙なのだそうだ。
○○様
今回診察をさせていただきましたが、○○さんは、△△症の初期だと
思われます。症状の◇◇はその影響だと思われます。しばらく投薬で
様子を観察していきます。
2010年7月○日
医師 □□ □□
という内容だった。患者や家族の視点に立った気の利いたサービスである。
昔、色々訊ねる患者に「専門家の言うことを聞きなさい!」と一括した
医師がいたことを懐かしく思い出す。
時代や社会環境は確実に変わってきた。
「患者を治してやる医師」から「患者様からご指名いただいた医師」
という感じだ。医師の供給過剰による副産物でもあろう。
もちろん、患者としてはありがたい話だが、医師といえども安泰では
なさそうである。
そういえば、司法修習を8月に終える弁護士志望者の約3割の就職が
決まっておらず、12月修了の4割以上の就職が決まっていないとの
報道があった。
資格や学歴だけではやっていける時代ではなくなったようだ。
医師や弁護士という高度な資格であってもこんな具合なのだから。
「資格を取れさえすれば安泰・・・!」
とはますます、言えなくなってくるだろう。

