生=性教育が、必要ではないか!
【記事】児童虐待、過去最多の4万4千件 09年度の児相対応分
朝日新聞(2010年7月28日)より以下抜粋
〇全国の児童相談所が2009年度に対応した児童虐待は過去最多の4万4
210件(速報値)に上ったことが28日、厚生労働省のまとめで明らかに
なった。
また、08年度の虐待による死亡事例は、前年度より増えて107件128
人。
心中以外のケースは67人で、このうち0歳児が39人と6割近くを占めた。
〇児童虐待の対応件数は、児童相談所が相談を受け、面接などをした件数を
まとめたもので、前年度より1546件増えた。
年々増え続けており、虐待への関心の高まりなどから相談や通報が増える一
方、虐待そのものも増えているとみられる。
地域別では、神奈川県が最も多く5676件で、次いで大阪府の5436件。
東京都は3339件だった。
大阪市は1606件、京都市は611件、神戸市は381件。
〇08年度からは、児童相談所が強制的に立ち入り調査できるようになった
が、実施されたのは前年度より1件減って1件にとどまった。
〇一方、08年度の死亡事例は前年度より17件14人増えた。
心中以外のケースを分析すると、0歳児の割合が前年度の47%から10ポ
イント以上増加。
0歳児39人のうち26人が0カ月児で、生まれたその日に虐待で死亡した
子どもが16人いた。
こうした事例では医療機関を受診せずに出産している場合もあるという。
〇虐待死の事例を見ると、望まない妊娠が3割を超え、母子手帳が発行され
ていないケースも3割近く。乳幼児健診を受けていない割合も前年度より増
えた。
親の心理状況は、母親側は「育児不安」、父親側は「攻撃性」の問題が目立っ
た。
〇厚労省は虐待死を防ぐため、望まない妊娠などの悩みに対する相談体制を
充実させ、乳幼児健診の受診を呼びかける。(石村裕輔)
*私からのコメント
◇大人というのは、年齢のことではないと断わって、コメントしたい。
◇幼児虐待や児童虐待は、基本的には、ほとんどが躾の問題ではない。
親となった人間の幼児性に起因していると私は思っている。
子どもが大人になる以前に、社会に出て、年齢を重ね、そして、社会性(=
公共性)を獲得する間もなく、幼児性の残ったままで、子どもを作ってしま
い、たまたま親になった、そんな人間が仕出かす不幸な事件だと思っている。
◇だから、幼児虐待や児童虐待を起さないために、学校教育や地域教育の中
で、親となるための教育を行なうべきだと思う。
生=性教育を徹底することだ。
子どもが子どもを作ってはいけないのだということをまず、教えなければな
らない。
◇それは、子どもが自律=自立的な生活を送れない以上、自分にも自分以外
にも責任が持てないからだ。
そして、もう一つは、子どもは、大人として社会に参加する資格にかけてい
るからだ。
子どもを作るということは、その後にその子どもを社会に参加させていく行
為なのだ。
自分が、未だ社会に参加できないでいる以上、子どもを作ってはいけないの
だ。まずは、自分が社会にしっかり参加することを社会が求めることだ。
◇虐待のほとんどは、社会人としてまともに生活できている人間ではない人
間が行なっているケースが多い。
その統計を私は知らないから、明確に断言はできないが、新聞報道等で知る
ところによれば、どう見ても不完全な社会人という属性の親が多いように思
われる。
規範単位としての家族が崩れてしまっている以上、学校や地域社会が、子ど
もを大人にすることに力を注ぐべきだと思う。
生=性教育を徹底することが必要のように思うがどうであろうか。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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