残暑の中の「ごめんね」が。
事務所近くの横断歩道。
照りつける太陽の光を浴びながら
赤信号が青に変わるのを待っていました。
本来なら、目の前を右から左へ横切るはずの車たちは、
渋滞のため、少しずつしか前へ進みません。
そのため、横断歩道の赤信号が
青へ変わったとき、こんな状態に。
バスが横断歩道に差し掛かったまま
車道のほうが赤信号になってしまったのです。
横断歩道を反れ、バスの鼻先を横切る僕。
そのとき、運転手さんをチラッと見ました。
すると、運転手さんは、右手を手刀の形で
自分の顔の前にもってきて、
軽く首を縦にふったのです。
「ごめんね」の合図でした。
軽く右手をあげて、応える僕。
しょうがない、そんなときもあるよ。
運転手さんの「ごめんね」が
残暑厳しい夏の一日に
実にさわやかだったのです。

