人気取りの政策はもうやめてしまおう!
【記事】子ども手当、消費は「3割」 「大部分が貯蓄」の見方
読売新聞(2010年8月17日)より以下抜粋
○政府は今年度から家計支援策の目玉として子ども手当の支給と高校授
業料の無償化を始めた。
しかし、今回のGDP速報では、「消費の押し上げ効果は薄かった」と
の見方が大勢を占めている。
○子ども手当は、6月に4、5月の2か月分である1人あたり計2万6
000円が支給された。
4月からの高校授業料の無償化も、家計で消費に回す金が増える計算だっ
た。
○政府は子ども手当について、支給額のうち、約7割が消費に回るとの
試算を国会で示していた。
だが、「自公政権での定額給付金と同じ3割程度しか、消費に回らず、
多くは貯蓄されている」(農林中金総合研究所の南武志氏)との見方が
強い。
○子ども手当などの消費押し上げ効果について、荒井経済財政相は16
日の記者会見で、「分析結果が出ていないのでコメントする状況にはな
い」と述べ、回答を避けた。
*私からのコメント
◇子ども手当をどう考えるかは、色々な意見があるだろうが、私は、バ
ラマキ行政だと思う。
それは、子ども手当と銘打つならば、それなりに教育的な狙いがあって
いいはずだが、それが感じられないからだ。
明らかに、現政権の人気取りに利用されたものだ。そういう手当は、以
前にもあった。
そのたびに、効果があったとか、なかったとか言われるが、もうそろそ
ろ、こんな一時的な施策に右往左往するのは、やめた方がよい。
◇子ども手当のことに関して言えば、予想通り、高所得層は、子どもの
ために、低所得層は、家族のために、使ったのだ。
先日も、あるテレビ局のインタビューで、子ども手当についてコメント
を求められたが、全体的に子ども手当が、機能しなかったと答えたが、
その部分は、カットされて、ニュース全体が、子どもの手当が、塾通い
を助長したという風になってしまっていた。
それは、所得に余裕があるご子弟だけの話だ。子ども手当は、全体的に
言えば、予備的なことに使われたのだ。
例えば、貯蓄だったり、今まで未納だった税金や借金に。
◇一時的な思い付きで、教育を云々するのは、もうやめた方がよい。
子ども手当を考えるのならば、トータルな育児政策や教育政策として考
えるべきだ。
子育てがしやすい環境を作るとか、義務教育のインフラを整えるとか、
そういう風に使うべきだ。
教育格差を埋めようと経済支援をしても、所得格差がさらに色濃く出て、
教育格差はどんどん広がっていくだけだ。
人気取りの政策はもうやめてしまおう。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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