朝焼け・夕焼け
ふとしたきっかけで、とある首都圏の私立中学校の国語の入試問題を読んだ。
自然の中で暮らす人間が描かれている物語文だ。
最初はさらっと流し読みしたのだが、2回目に読んだときに気付いた。
文中に出てくる「朝焼け・夕焼け」という表現だ。
『朝焼け・夕焼けが非常にきれいだ』ということが書かれていた。
別段、取り立てるような内容ではないかもしれない。朝焼け・夕焼けの朱色
に輝く空の様子は思い浮かべることができる。
でも、それは、僕が大人で、田舎育ちだからだ。
朝焼け。
早朝に起きて実際に見たことのある子供はどのくらいいるだろうか。
夕焼け。
これはあるだろう。しかし、都会で暮らす子供たちの見る夕焼け空は、文章
の夕焼け空とは各段に違うだろう。
そもそも、彼らは、普段、立ち止まって空を仰ぐことはあるのだろうか。
僕と子供の間に大きなギャップがあることに気付く。
さらっと流しているさまざまな言葉や現象の中に子供がつまづく要素が潜ん
でいる。
そんなことをあらためて考えたのである。
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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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