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文字学習について3

≪文字を正しく指導する方法-音から入る≫

文字の指導以前に徹底すべきは「音」であることを幾度も強調して参りまし
た。
音をグループに分けて学ぶことで、母音と子音とを具体的に学ぶことができ
る方法もお伝えしました。

それは……
A-H、J、K
E-B、C、D、G、P、T、V、Z
I-Y
O-
U-Q、W
(E) F、L、M、N、S、X
他-R

という分類でした。これで音のカテゴリー分類が児童に体得されます。
母音と子音の組合せで成り立つ日本語との違いをはっきりと区別して子音の
発音ができない児童(必ず母音をつける発音は「負の転移」で誰にでも発生
します。)にはローマ字を利用して日本語の力を逆利用して、目で見える指
導をすることもできます。

例)「t」の音が「タ」や「ト」など母音をつけた音になってしまう場合。
ローマ字で比較対照的板書をして、

〔 t : to 〕 〔 t : ta 〕 

のそれぞれの音を先生がしっかりと舌の位置なども見せながら、
発音をする。
※子音とは、声帯を通って出てきた空気が口腔内の障害物;「舌」「唇」
「口蓋」「歯」などによってその流れを阻止させたり、変化させられたりし
て出る音です。
児童は自ら意識適にそれらの器官を使うことで、子音の出し方を体感覚的に
学びます。
このトレーニングが大切です。この意味で英語はスポーツと同様です。
できるようになるまで、単調な練習を続けることが重要なのです。

次に耳で音を聞いて文字を識別する方法です。

先生が、思いっきり大袈裟に声を大きく、アルファベットを発音して、児
童はその文字をさがします。
それは大文字でも小文字でも、両方でも構いません。
アクティビティにゲーム性を持たせるとしたら、教室中にそれらの文字カー
ドを予めばら撒いておいたり、隠しておいておいたりすることで「文字探し
ゲーム(Let's find the letters)」が楽しめます。

または、英文を使ったコミュニケーションゲームもできます。

表現:I want "A", please. Here you go(are). Here it is.
形式:全員またはグループ
目的:自分の名前のイニシャルを手に入れる
準備:生徒一人当たり5枚程度のアルファベットのカードを持つ
方法:それぞれが、自分の名前のイニシャル
(例:浅井正美ならばMAかAM)ができまでお互いが声を掛け合いながら、
アルファベットカードを集めて廻る。完成した人から着席する。

実践
児童A:Hi. I want a letter "A".
児童B:OK. Here you go.
児童A:Thank you.
児童B:I want "D"please.
児童A:Here it is.
児童B:Thank you.

この繰り返しである。中には訓令式ローマ字を使ってしまう児童が出てきて、
訓令式ローマ字表記と英語表記〔ヘボン式〕との違いを学ぶ機会にもなりま
す。

次回は≪文字を正しく指導する方法-音から入る≫のアクティビティの続き
です。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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