知らぬうちに身につける文法シリーズ1
≪文法は無視できない…それはなぜ≫
外国語学習の際に「文法」が争点になる場面があります。
「文法を無視してもどんどん話せば良い。」
「最初は聞くこと、真似ること。文法は後からで良い。」
という意見がある一方で、
「文法をしっかりと学ばないと応用力はつかない。」
「文法を無視しては、正しい言葉が話せない。」
などと言う意見もあります。
外国語(英語)を身につけることが目的で学習する場合に大きな流れは一つ
です。
★英語の音に慣れること(聞く)
★英単語・熟語の意味を知ること(語彙・表現)
★双方向で意味を通じあわせること(対話)
★間違えても、言い直してして意味を伝えあうこと(対話)
これが基本的なスタートです。
ここでは文法の説明からスタートをしません。
指導側は極力単純な文を使い、学ぶ側は語彙から学びます。
慣用的な表現の学習に理屈は不要です。
慣れです。
朝は "Good morning."、挨拶は"Hi."、別れるときは、"Bye."や"See you."
です。
これらにくどい説明は要りません。場面を作って、使い続けることです。
ここで文法などとやかく言う意味はありません。
しかし、一般表現の場合には文法指導が必要です。
例えば、"What's your name?"と問われて、Masami.と単語だけで答えていか
レベルから、My name is Masami. と答えるレベルになると、「意味」だけ
ではなく「語順」を学ぶ必要があります。
「自分の名前は○○です。」と言うには、
My name is ○○. と言うのが基本で、
Name is my ○○. とも、○○ my is name.
とも言えませんし、通じません。
これが文法の語順ということです。
この基本形 My name is ○○. を理解すると、
My name is Masami. だけではなく、
Your name is Masaki. Her name is Ryoko.
His name is Ichiro. など全ての人の名前を
伝える表現が身に付きます。
文法を学ぶ(知る)ことで、応用力がついたのです。
しかし、このことは「主語」とか「述語」、「修飾語」などの語を機能で分
類する用語や品詞名などを覚えることではありませんし、それらの難解な用
語を用いて説明することではありません。
難解な用語を用いることなく、対話やテーマを活かして「真似する」ことを
通して理解させる。
間違えても良いから、絶対的な練習量(聴く量・話す量)を確保すことが必
要です。
しかしそのルールを文法用語として理解し使う練習をする必要はありません。
意味を理解して、語順を意識しながらの練習で学びます。
日本語での表現方法と英語での表現方法の違いも理解させる指導が必要です。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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